もうすぐ1月も終わりですね
来週は立春です
あまりにも寒すぎて、、、春というには早すぎな感じで。。。
そこでこんな時期のことを表す季語。。。
「春隣‥はるとなり」
春はもうすぐそこ、、、
なんてぴったりな表現でしょうか~
春待ちのこころが可愛く表れてる気がしますね~
田舎では毎年この寒い季節に味噌の仕込みをしていました
昔々は米糀から作っていましたから、一大イベントではありました。。。
お米を蒸して糀菌を混ぜて、数日かけて発酵させるのですが、、、
くさい
掘り炬燵のなかも、ゴザの上でこすり合わせる時も、
におう
部屋中が糀菌のにおいで充満してて
たまりません
白カビ生えてる
大騒ぎする私
よく怒られたものです
前日から水に浸しておいた大豆を少しだけ残して早朝から煮ます。
ちょっと煮たらまた少し取り出しておきます。
残りはふにゃふにゃになるまで煮て、米糀と塩とで混ぜて樽に漬け込みます。
昨年仕込んだ味噌がちょうど食べ頃ですね~
あまり早く食べると白っぽくて、まだ糀くさくて私は好きではありませんでした。
数日分だけ小さめの味噌瓶に取り分けて使います。。。
さて、味噌仕込みの時だけのお楽しみです
まず甘酒ですね。
でもこれは大人用でしっかりアルコール入ってるので飲めませんでした
水に浸しただけの大豆。
すり鉢で砕いて呉汁を作ってもらいます
大豆の粒々がとっても美味しいお味噌汁でした。
そしていちばんの楽しみは、大豆の甘露煮です
ザラメで甘々に煮てあるそれはちょっとだけ醤油味のみたらし風でした
ここ数日の臭さもこれで帳消しですね
ところで、私は枝豆を知らずに育ちました。
耕作地以外で大豆を育てていた両親は、大豆のことを畦豆と呼ぶので、アゼマメが大豆だと知るのも学校で理科を習ってからです
そして、貴重だった大豆をしっかり熟して収穫し、
カラカラに乾燥させてから木槌でトントントントン、、、
叩いて豆を落とすので、出てきた豆はベージュです。
ちなみに大豆の枝と殻は、かまどの焚き付けに抜群の威力を発揮します
もうね、バリバリいってよく燃えます
初釜と言って、年明けに初めてかまどでご飯を炊くときに使うことになってました
大人になり、ビールのおつまみとセットで出された枝豆を見て、、、
ずいぶん大豆と似てるなあ、っと思ったものです
そう、うちでは大豆の若豆を枝豆として食べる習慣がなかったのです
他にもあります。
ワケギ(分葱)のことをモヨギ(萌葱)と教わっていましたので、、、
ヨモギとモヨギがこんがらがったり。
そのヨモギのことも「フツ」と覚えさせられてましたからね、滅茶苦茶です。
同僚にワケギだと言われてもらったものがモヨギで驚いたこと!
こんなことがあったので娘達には、こう言うけどこうも言う、、、
って別名も教えるようにしてきました
成長と共に
お母さんの方言や別名はこんがらがるから必要ないと言われてますが
もうじき植物達が芽吹き始めますね
寒さに強い雑草は相変わらず元気ですが。
昔のみかん山。
除草剤をあまり使いたくない父は、掘り返した根深い雑草をまとめて土に返す方法をとっていました。
みかんの木と木の間に深い穴を掘り、雑草を埋めていくのです。
種を落とさないように気を付けて掘ったり抜いたりした雑草を抱えて穴まで運びます。
ある程度たまってきたら草に飛び乗ってジャ~ンプ
トランポリンのように跳ねるので面白いのですが、、、
冬眠中の虫達もびっくりして跳ねるからたまりません
ギャーギャー言いつつ寒いからちょうどいい運動です
ギシギシという雑草をご存じですか?
こするとギシギシいうからだそうですが、
食べられます
美味しくはないですが、
喉が渇くと茎をかじって汁を吸います。
沢の水は冷たすぎて氷柱を食べたりできるのですが、
さすがに凍えてしまうのでね。
姉がいつも「塩あったらいいのにね~」
って言ってましたが、私は草が好きではありませんでした
何でも食べられて食に関して色々挑戦してきた姉は、だからこそお店で軽食を出すことになっても苦にならないのでしょうねえ
さあ、草のマットのトランポリン~
山盛りたまったら泥をかぶせてこんどは踏みしめますよ~
麦踏みのように(知りませんよね)みんなで踏みます。。。
これで密封完了
腐葉土ならぬ腐草土ができてみかんの肥料のできあがりです
数ヶ月経つとへこみますから
次の年は別の場所に穴を掘ればいいのですね~
さてさて、
山や畑、田んぼや庭では草の種を落としたらあとが大変なんです
草取りの大変さをわかっていますので、
タンポポやズバナ(ススキの小さいの)の綿毛を見つけても、、、
ぐっとこらえて
そっと摘んで
運びます。
橋の上まで来たら、、、
風上を確かめて、風下へ向けて思いきり
フーゥッと吹きますよ~。
たくさん摘んできたので、
綿毛がここぞとばかりにぶわ~っと舞います
それはもう綺麗です
水の中や川岸に種が落ちてもだ~れも怒るひといませんからね~
さあ、春は1歩1歩近づいて来ています。。。
願うは節分前後のドカ雪のないことを、何故かこの季節に起きやすいぎっくり腰のないことを~
刺し子の図案を作ったのですが、
ブラックワーク刺繍にしてみました。
歪んでますがブローチです
画像暗いですね。
刺し子オリジナル図案。
明るい檸檬色と翠色と菫色で
春待ち①
刺し子オリジナル図案。
サーモンピンクで薔薇の蕾を
縁飾りにタイムをイメージしました。
春待ち②
刺し子オリジナル図案。
チューリップを艶やかなローズピンクで。
縁飾りはパステルカラーのビオラをイメージしました。
春待ち③
このチューリップ図案と縁飾りは、
と~ってもお気に入りになりました
色々工夫して刺しましたよ。
三角に見えますが三角に刺していません
うふふ
あれこれ小物にして販売したいと思います。
では、梅の花咲く日を心待ちにしていましょう
今日も長文にお付き合いくださいまして、ありがとうございます
~~~
~~~
来週は立春です
あまりにも寒すぎて、、、春というには早すぎな感じで。。。
そこでこんな時期のことを表す季語。。。
「春隣‥はるとなり」
春はもうすぐそこ、、、
なんてぴったりな表現でしょうか~
春待ちのこころが可愛く表れてる気がしますね~
田舎では毎年この寒い季節に味噌の仕込みをしていました
昔々は米糀から作っていましたから、一大イベントではありました。。。
お米を蒸して糀菌を混ぜて、数日かけて発酵させるのですが、、、
くさい
掘り炬燵のなかも、ゴザの上でこすり合わせる時も、
におう
部屋中が糀菌のにおいで充満してて
たまりません
白カビ生えてる
大騒ぎする私
よく怒られたものです
前日から水に浸しておいた大豆を少しだけ残して早朝から煮ます。
ちょっと煮たらまた少し取り出しておきます。
残りはふにゃふにゃになるまで煮て、米糀と塩とで混ぜて樽に漬け込みます。
昨年仕込んだ味噌がちょうど食べ頃ですね~
あまり早く食べると白っぽくて、まだ糀くさくて私は好きではありませんでした。
数日分だけ小さめの味噌瓶に取り分けて使います。。。
さて、味噌仕込みの時だけのお楽しみです
まず甘酒ですね。
でもこれは大人用でしっかりアルコール入ってるので飲めませんでした
水に浸しただけの大豆。
すり鉢で砕いて呉汁を作ってもらいます
大豆の粒々がとっても美味しいお味噌汁でした。
そしていちばんの楽しみは、大豆の甘露煮です
ザラメで甘々に煮てあるそれはちょっとだけ醤油味のみたらし風でした
ここ数日の臭さもこれで帳消しですね
ところで、私は枝豆を知らずに育ちました。
耕作地以外で大豆を育てていた両親は、大豆のことを畦豆と呼ぶので、アゼマメが大豆だと知るのも学校で理科を習ってからです
そして、貴重だった大豆をしっかり熟して収穫し、
カラカラに乾燥させてから木槌でトントントントン、、、
叩いて豆を落とすので、出てきた豆はベージュです。
ちなみに大豆の枝と殻は、かまどの焚き付けに抜群の威力を発揮します
もうね、バリバリいってよく燃えます
初釜と言って、年明けに初めてかまどでご飯を炊くときに使うことになってました
大人になり、ビールのおつまみとセットで出された枝豆を見て、、、
ずいぶん大豆と似てるなあ、っと思ったものです
そう、うちでは大豆の若豆を枝豆として食べる習慣がなかったのです
他にもあります。
ワケギ(分葱)のことをモヨギ(萌葱)と教わっていましたので、、、
ヨモギとモヨギがこんがらがったり。
そのヨモギのことも「フツ」と覚えさせられてましたからね、滅茶苦茶です。
同僚にワケギだと言われてもらったものがモヨギで驚いたこと!
こんなことがあったので娘達には、こう言うけどこうも言う、、、
って別名も教えるようにしてきました
成長と共に
お母さんの方言や別名はこんがらがるから必要ないと言われてますが
もうじき植物達が芽吹き始めますね
寒さに強い雑草は相変わらず元気ですが。
昔のみかん山。
除草剤をあまり使いたくない父は、掘り返した根深い雑草をまとめて土に返す方法をとっていました。
みかんの木と木の間に深い穴を掘り、雑草を埋めていくのです。
種を落とさないように気を付けて掘ったり抜いたりした雑草を抱えて穴まで運びます。
ある程度たまってきたら草に飛び乗ってジャ~ンプ
トランポリンのように跳ねるので面白いのですが、、、
冬眠中の虫達もびっくりして跳ねるからたまりません
ギャーギャー言いつつ寒いからちょうどいい運動です
ギシギシという雑草をご存じですか?
こするとギシギシいうからだそうですが、
食べられます
美味しくはないですが、
喉が渇くと茎をかじって汁を吸います。
沢の水は冷たすぎて氷柱を食べたりできるのですが、
さすがに凍えてしまうのでね。
姉がいつも「塩あったらいいのにね~」
って言ってましたが、私は草が好きではありませんでした
何でも食べられて食に関して色々挑戦してきた姉は、だからこそお店で軽食を出すことになっても苦にならないのでしょうねえ
さあ、草のマットのトランポリン~
山盛りたまったら泥をかぶせてこんどは踏みしめますよ~
麦踏みのように(知りませんよね)みんなで踏みます。。。
これで密封完了
腐葉土ならぬ腐草土ができてみかんの肥料のできあがりです
数ヶ月経つとへこみますから
次の年は別の場所に穴を掘ればいいのですね~
さてさて、
山や畑、田んぼや庭では草の種を落としたらあとが大変なんです
草取りの大変さをわかっていますので、
タンポポやズバナ(ススキの小さいの)の綿毛を見つけても、、、
ぐっとこらえて
そっと摘んで
運びます。
橋の上まで来たら、、、
風上を確かめて、風下へ向けて思いきり
フーゥッと吹きますよ~。
たくさん摘んできたので、
綿毛がここぞとばかりにぶわ~っと舞います
それはもう綺麗です
水の中や川岸に種が落ちてもだ~れも怒るひといませんからね~
さあ、春は1歩1歩近づいて来ています。。。
願うは節分前後のドカ雪のないことを、何故かこの季節に起きやすいぎっくり腰のないことを~
刺し子の図案を作ったのですが、
ブラックワーク刺繍にしてみました。
歪んでますがブローチです
画像暗いですね。
刺し子オリジナル図案。
明るい檸檬色と翠色と菫色で
春待ち①
刺し子オリジナル図案。
サーモンピンクで薔薇の蕾を
縁飾りにタイムをイメージしました。
春待ち②
刺し子オリジナル図案。
チューリップを艶やかなローズピンクで。
縁飾りはパステルカラーのビオラをイメージしました。
春待ち③
このチューリップ図案と縁飾りは、
と~ってもお気に入りになりました
色々工夫して刺しましたよ。
三角に見えますが三角に刺していません
うふふ
あれこれ小物にして販売したいと思います。
では、梅の花咲く日を心待ちにしていましょう
今日も長文にお付き合いくださいまして、ありがとうございます
~~~
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