Hamjambo?

 

↑スワヒリ語で,皆さんお元気ですか? 

という意味です。

 

どちらかというと,挨拶は現地語ですること

の方が多いんですけどね(^^;

 

普段の生活では,英語,スワヒリ語,

現地語の3つの言語がちゃんぽんで

使われています。

 

その辺の話はまた今度。

 

今日は,私が住んでいる街周辺

における日常の足についてです。

 

ケニア国内の長距離移動ですと,飛行機や

バス,一部では鉄道なんかもあります。

 

しかし,普通に生活していく上で

欠かせないのが,ピキピキとマタツ。

 

(あ,もちろんタクシーもあります。

NairobiではUberとか超便利です。)

 

まずはピキピキ。

 

ピキピキというのは,スワヒリ語でバイクの

ことを言のですが,ここら辺では専ら

バイクタクシーの事を指します自転車

 

 

↑ピキピキ乗り場

 

人一人しか通れないような細い道でもない

限り,大体どこを歩いていても,

走っています。

 

乗り場や,走っているピキピキを捕まえて

乗ります。同僚のケニア人は,口笛

(フィンガーレスホイッスル?)で遠くの

ピキピキを呼び止めたりしてました。

 

で,運転手含めて3人乗りはよく見る

光景。

 

中には購入したソファーとか,

鉄筋やトタンなどの建設資材など,

どう見ても横幅が出っ張りまくってる

ものを載せてたりもしてます。

 

積んで走れれば何でもOK!

といった感じ。

 

なのでピキピキが走って来る際は

よく見ていないと,出っ張ったものが

当たりそうになりますびっくり

 

ピキピキに限った話ではないですが,歩行者

優先という概念はないため,歩行者側が気を

付けていないと事故りますガーン

 

よくクラクションも鳴らされるため,

聞いたら速やかに避けるのが必須です苦笑

 

ピキピキの値段は交渉次第のようですが,

よく使われる区間については大体の相場が

あるようなので,事前に確認しておいた方が

いいです。

 

あ,安全上の理由から,協力隊員含め,

JICA関係者はピキピキ禁止です禁止

 

 

次は,隊員が最もお世話になるであろう

マタツ。一種の乗り合いバスです。

 

近くの街と街を繋ぐ近距離便から,

Nairobi~Kisumuなど大都市間を

結ぶ長距離便まで色々あります。

 

各街にはマタツが集うマタツステージ

(バスターミナルのような感じ)があり,

幹線道路であれば頻繁にマタツが

走っています。

↑マタツ

(大体ハイエースが使われている)

 

街から乗りたい場合はマタツステージへ

行き,お目当ての方面に出ているマタツを

探します。

 

マタツステージをうろうろしていれば,

大体,「どこ行くんだ」と声を掛けられる

ので,行先の街を告げれば場所を

教えてくれます。

 

で,お目当ての街に出るマタツを

見つけたら乗ればいいのですが,

お客さんが一杯にならないと

出発しませんチュー

 

以前,マタツ→飛行機という乗継を

しようとしたのですが,マタツがなかなか

一杯にならず,1時間以上待ってから

出発したというヒヤヒヤ経験も

あるので,要注意笑い泣き

 

大体,同じ行先のマタツが複数あるので,

早めに一杯になりそうな車を選んで

乗った方がいいなーと。

 

長距離便だと,出発前にお金を払う

のですが,近距離便だと車掌(?)も一緒に

乗るため,車が走り出して,車掌が

お金を回収し始めた時に渡せばOK。

 

ちなみに,運賃を吹っ掛けられたとかで,

ケニア人同僚が車掌と揉めてた時があった

ので,やっぱり相場は確認しておいた方が

無難なようです。

 

あ,日本と同じで,繁忙期には

運賃が高くなるようです。

 

ケニア人の同僚が,学校が長期休みに

なる直前と長期休みの最後あたりが

繁忙期といっていました。

 

↑マタツの車内

 

マタツにはハイエースが使われている

ことが多いです。

 

で,15人乗りに改造されています(笑)

 

最近シートベルトの取り締まりが

厳しくなったようで,長距離便は

定員きっかりで運行していますが,

近距離便は・・・苦笑

 

いずれにせよ,普通のハイエースに

15人が乗るため,狭いです。

 

特に,長距離便で最前列の真ん中席に

ご当選した時なんか,エコノミークラス

症候群もびっくり( ゚Д゚)

降りる頃にはお尻も悲鳴を上げてる

状態ガーン

 

 

ちなみに,長距離便の方が比較的

新しく,シートも若干良い車両が

使われています。

 

これまでのイメージからすると,

 

~30万kmのハイエース→中・長距離便

30万km~のハイエース→近距離便

といった感じでしょうか。

 

こっちで10万kmくらいの車両を

見かけると,えっ?新車?

って思えますニヤニヤ

 

そういえば1回,50万km走ってる

ハイエースを見ました。

 

いやートヨタすげーびっくり

日本車人気なのも納得。

ハイエースの盗難率高いのも納得。

 

ちなみに,30万kmオーバーの

車は,大抵メーターが動いていない

(速度計も積算計も)ため,実際問題

どれだけ走ってるかは分かりません笑い泣き

 

 

長距離バスが走っている区間は,

大抵マタツも走っているようです。

 

値段はマタツの方が安いうえに,

所要時間もマタツの方が早いです。

 

バスと比べて飛ばすのと,頻繁に追い越し

もするので・・・

 

言わずもがなバスの方が快適なのと,

バスは乗客が一杯になったら出発ではなく,

時刻表通りに動くため,あとはどっちを

選ぶかですね~

 

というわけで,私の赴任先における

公共交通機関事情でした。

 

それでは

Siku njema!

(Good day!)