日曜日、まな号の通うピアノ教室で、奏法研究なるグループレッスンに参加しました。
参加、といっても、まな号は弾かずに聴講のみ。
普段の時間の限られたレッスンではなかなかできない、曲調、その曲の時代背景等にあわせた弾き方、腕の使いかた、指の使い方、力の入れ方などなどのお話&デモレッスンです。
1-2ヶ月に1回くらいのペースで開催されているのですが、まだどうせ分からんだろう、とこれまで参加を検討することもなかったのですが、あるとき先生にふと聞いてみたら、「幼稚園生ももちろん来てますよ。分かる分からないではなくて、まずは感じるだけでもいいんです。5-6回来てみて、ようやくどういうことなのか分かってくる感じです」とのこと。
なーるほど。
というわけで、あわてて参加させてみたのです。
これが、なかなか興味深かった!
普段のレッスンでもこういう指導してほしいー、というのは、やはりなかなか難しいのでしょうかね。
よそのピアノ教室ではどうなんでしょ?
少なくともワタシが子どもの頃に習っていた先生は、ピアノの専門家ではなくて、本業はサックスだったんだなー。そのせいかどうか、楽譜どおりに弾くこと以外のアドバイスは、覚えている範囲では、小さいときは「手首をおとさない」、大きくなってからは「感情をこめてひきなさい」
感情をこめる?ハァ?ってな中学生でありました。。。
話を戻して、
まな号の通うピアノ先生は、この奏法にかなりこだわりをもっているらしく、ただただ弾くだけ、ということにものすごく嫌悪感を抱いているっぽい。
他の教室に通うxxちゃんは、もうショパンやベートーヴェンを弾いてる、とかいう比べ方をしないでほしい、と言ってましたね。ピアノってそういうものじゃない!というこだわりがすごくあるようです。
発表会の選曲に、いわゆるメジャーな曲があまりなく、地味にみえたのは、そういうことだったんですねぇ。
発表会などの機会(上手な人たちは年3-4回ステージがある)があると、「仕上げ」と称して、奏法指導が念入りに入ってきます。ただし、楽譜どおりに教室で間違えずに弾けるようになっていることが大前提なので、そこまで辿り着かないと、永久に、それ以上の指導はもらえないw
で、この奏法指導をしても意味がない生徒、期待にこたえてくれない生徒には、マーチ(奏法とかあまり関係ない、という意味で言われてたと思う)を選曲するそうです。そうでないと、先生が「この曲にこんな弾き方されちゃって」といった嫌な気持ちになるから・・・・と。
うーむ、通い始めて丸二年、ようやくこの教室のお作法が分かってきましたぞ。
4月上旬の、まな号ピアノ発表会、曲が難しくてお先真っ暗・・・・・と思っていたけれど、何とか形になってきました はー、良かった。これから「仕上げ」で、かっこよく弾けるようになってほしいな。