前回のレポは→【DAY 2】 夜のスーパーでお買い物 at Home plus
3日目は、前半のひとり旅のハイライト、個人的オタクなイベント(笑)の為に、三清洞方面に向かって歩きます。
伝統的な韓屋や工芸店が立ち並ぶこのエリアを、晴れた朝の日差しの中歩くのは、本当に気持ちの良いもの
でした。
目的の場所はこちら、『架橋(カギョ)』(→コネスト)
さて、そのイベントとは、こちらでポジャギ体験を受けることだったのです。
韓国と言えば、激安ショッピングにグルメやエステの他、エネルギッシュな街の風景など、1度訪れたならば
その近さゆえ通いたくなる、沢山の魅力に溢れたところ。
でも、通いつめるうちに、その国の歴史や文化を知りたいと思うものです。
ソウルへ来る度に、博物館や美術館など、せめて1つは必ず観覧したいと思っているものの、
今回は伝統文化に実際に触れてみたいと、念願のポジャギ体験に伺ったのでした。
“ポジャギ”とは、そもそも、ものを包んだり覆ったりする、日本でいう風呂敷のような役割をする布のことで、
日本人がポジャギと聞いてイメージする、はぎれをつなぎ合わせて作るパッチワーク風のものは、
“チョガッポ”と呼ばれる技法です。
李朝時代、女性への制約の多い厳しい儒教社会の中で、衣類や布団を作って残ったはぎれや使い古した
服のきれいなところを切り取って縫いつなげ、女性達の創造的な才能を発揮する手仕事として育まれたと
いうのが、そのルーツ。
今回は、そのチョガッポ作り体験に、期待と緊張で胸は高鳴りつつ店内へ。
店内のギャラリーコーナーでは、様々なポジャギやチョガッポの作品が展示、販売もされています。
絹や麻など様々な素材の生地や糸などの材料の販売も。
今回習うのは、食物を覆ったり茶道具を包むといった用途に使われる、「四角茶菓褓」というポジャギ。
先生の見本を拝見すると、チョガッポとは、そのはぎれの配色の美しさに目が引かれていたものですが、
縫い目(ステッチ)もなんて美しいのでしょうか!
先生は、日本語堪能な方なので、私のような観光客でも安心して習えます。
とても物静かな雰囲気の先生で、始めは緊張していたものの、すぐにこちらも打ち解けられるような、
コーヒーを頂きながらのほんわかムードの中、優しく丁寧に教えていただきました。
チョガッポの基本的な布のはぎ合わせ方を先生にデモンストレーションいただき、黙々と練習します。
“巻きかがり縫い”と同じ要領で、布の奥から手前へと針を引き出し、縫い進めていくのですが。。。。。
先生の見本と比べると、手前の私が縫ったものは、縫い目の幅も間隔も揃ってない

こう見えても、アマン、服飾学校を卒業しているので、針仕事はお手の物!のハズだったんですが。。。(恥)
まぁ、初めてのチョガッポ体験です。 緊張で糸も引きすぎて縫い目もつっぱる始末。。。。。
途中、普段の一般コースに通う生徒の方々もいらっしゃって、和気あいあいとした雰囲気に。
こちらへ家族で駐在されているであろう日本人のお母さん方もいらっしゃって、飛び交う日本語に、
先生が「口でなくて手を動かす!」と苦笑する場面も

海外で暮らすというのは、色々とストレスもあるでしょうが、こんなお教室でつかの間のリラックスが出来たら、
どんなに素晴らしいことだろうと、私も駐在妻気分で妄想を。。。。。
いやいや、ここは縫い目に集中しなければいけません

この2時間の体験コースは、基本の縫い方をひたすら習い、後は持ち帰って、各自仕上げられるように
最終的なまとめ方を教わって終了、という流れ。
様々な形と色合いの組み合わせの妙。それに、ただ布を縫い合わせるだけでなく、引き立たせるような
ステッチが相まって、美しいポジャギとなるのですね。
あらかじめ、サイズにカットされたキットも販売されているので、復習用に数セット、購入してきました。
一般コースは2ヶ月と長いので、観光客でも集中して学べる数日間の短期間のコースがあれば、と
先生に伺うと、今回習った「四角茶菓褓」を宿題として完成させてくれば、次回は違う縫い方を教えるから、
またいつでも来なさい!とのこと!
本当は、糸も販売しているので購入しなければいけないのですが、はりきって数セット買った私に、
そのセットの生地の色目に合うように、先生が糸を選んでプレゼントしてくださいました♪
。。。。。て、日本に戻ると、日常の中で、なかなか針と糸を持つような心の余裕もできなくて、
まだ、どれひとつとも完成していないんだけれど

でも、自分のペースで完成させて、また必ず先生の元へ伺います!
たった2時間とはいえ、どれだけ無心に縫い続けたのでしょうか。
頭がとてもクリアーになって、晴れ晴れした気持ちでお店を出たのでした。
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