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今年の3月で定期運行を終了して以降、臨時で運行を続けていた最後の寝台ブルートレイン「北斗星」が、本日の午前11時過ぎ、最終運行を終えて上野駅に到着しました。



■Yahoo!ニュース:最後の「北斗星」到着=ブルトレ歴史に幕―東京・上野



「北斗星」廃止の背景には、新たに運行の決まった北海道新幹線の登場のほかにも、車両の老朽化、利用客の減少、収入の減少による維持の困難さなど、やむを得ない理由が多々あり、大勢のファンに惜しまれながらも、本日・27年間の歴史に幕を閉じることになりました。



ナチュラルは特別鉄道ファンという訳ではないのですが、「寝台列車・北斗星で北海道に行く!」というのは子供の頃からの夢であり、それを初めて叶えたのは大学卒業の間近。社会人になるわずか3か月前の1月の事でした。



あの時の感動は今でも薄れず、その後も何度か北斗星に乗って北海道に行きました。その頃には、北海道に行く理由が「旅行」よりも、むしろ「北斗星に乗る」ことが目的になっていたり・・・w




自分の一人旅ライフの出発点にもなった「北斗星との旅」


もう二度と乗れないかと思うと悲しいですが、それ以上のものを北斗星には貰ったと思います。この思い出はきっと一生忘れないでしょう。




長い間、お疲れ様。そして、ありがとう「北斗星」。







ここからは、「ナチュラル旅行記」書庫から抜き出した過去の「北斗星」画像を掲載。
よろしければ旅行記の方も是非(´・∀・`)





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2009年冬。初めての北斗星。




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「ブルートレイン」客車の最後尾。




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客車内部、温かみのある照明の通路。




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B寝台「ソロ」室内(上段)




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札幌に到着する北斗星。(函館で先頭車両はディーゼル機関車に交代)




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2010年冬。再び北海道へ。消灯時間を過ぎ、ゆっくりとやさしい時間が流れる。




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上階の窓から、車窓を流れる星空を眺める。ナチュラルが一番好きだった時間。



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早朝5時。函館駅でディーゼル機関車に連結。



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連結完了。ここからは今まで進んでいた方向とは反対側から牽引する。




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青函トンネルを走り終えて、ブルートレインをバトンタッチ。クールに去るぜ。




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2010年夏。憧れのA寝台「ロイヤル」へ乗車。ナチュラルのテンションMAX。



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設備はホテル並みで、電話で食事のルームサービスも受けられる。(この時は食堂車を予約していたので利用せず)



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ウェルカムドリンク。このコースターやアメニティ入れの手提げバッグは今でも大事に持っていますw



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旭川からの帰り、まさかの札幌-函館間運休。特急で函館まで行くことに。
こんなハプニングも大事な旅の思い出。




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23時過ぎの函館駅にて、食堂車「グランシャリオ」。
この日は営業中止だった為、ただの通路と化していました(



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帰りはリーズナブルな「ソロ」(下段)。
この「心地よい狭さ」がまた北斗星の魅力。




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素晴らしい思い出をありがとう、北斗星。



最近旅行の足はもっぱら飛行機になってしまいましたが、寝台列車でのゆったりとした贅沢なひと時は、足の速い他の移動手段では中々味わえないものです。



今度は是非カシオペアに乗ってみたい!(`・ω・´)
ナチュラルの野望はまだまだ続くのであった。To Be Continued...