縮んだ。というのは、他でもない。足のサイズである。


最初に異変を感じたのは、約1年前の秋だった。
仕事の先輩の結婚披露パーティに、
久しぶりに足を通した靴が大きくて、カッポカッポ言う。
靴の皮が伸びたのだと思った。


そして、今年の夏。
1年前に普通に履いていた靴が、やはりカッポカッポ言う。
その日はモリッと移動で歩かなくてはならず、
これじゃ、ままならぬ!歩くだけでストレスになる!と
急いでデパートに駆け込む。
それまで24センチだった私の足は、23.5センチの靴に馴染む。
まぁ、デザインによって、感じる大きさは違うもんね。
と靴を選んでいると、定員さんが声をかけてくれた。
「今、履き心地いかがですか?
 もしかしたら、もう1サイズ小さい方がいいのではないかと…」と。
まさかと思って、出してもらった23センチを履いてみると、
なんと、こちらの方がフィットするのである。


う~ん。
0.5センチなら誤差といえるが、1センチともなると…。
足が縮んだのか?
夏のせい?(なぜ)


結局、この日は23センチの靴を買う。
そして、季節は変わり、秋になった。
そろそろ靴も衣替え。と思い、昨年の秋に購入した靴に足を入れると、
悉く大きく…。
今までの靴はもう履けないってことか?と青ざめる。


取り急ぎ、靴を買わねば!と
買い物に行き、物色していて「試着しようかな」と手に取ろうとすると
「足23センチぐらいですよね?」
と定員さんに声をかけられる。
プロは見てサイズわかるのか??と度肝を抜かれる。
試しに23センチを履いてみると、なんとピッタリなのである。
念のため、23.5センチもチャレンジするけど、俄かに大きい。


う~ん。
う~ん。

足が退化しているのかな~?
ちょっと心配。
来年あたり、22センチになっているのかもしれない。
ん?とすると、10年後には子供サイズの靴になるのか??
恐ろしい。
フラだけじゃ、だめなのか。
もっと足を使わないと、だめなのか。