それは、AM2:00ごろだった。
ちょっと眠くなってきたので、歯磨きでもしてスッキリしよう!と
1階に降り、部屋へ戻る途中に出会った。


階段の上から2番目の端に彼(彼女?)はいた。
しばし、見つめあう…。
ヤモリだった。。。


会うべきところでないところで会うと、
なんというか、理解するまでに時間がかかることを知った。

見なかったことにしようかとも思ったが、

彼が家の中のどこにいるかわからない!という状況は

かなりスリリングなので、断念。


幸いにも兄の部屋にまだ電気がついていたので、
ヘルプを頼む。
「ヤモリみたいなのが、いる。階段に」
「あ~?そんなものがいるわけないだろ!」
と面倒くさそうに階段に出て、兄もしばし固まる。


兄と見つめ合ったヤモリは、危険を察知してすごいスピードで
階段を駆け下りた!
やがて、兄につかまるとおとなしくなったが、
兄は「こいつ、かわいい目してるな~」とポツリ。

そのまま、玄関の外に放したのでありました。



おかげで、すっかり目が覚めた!

でも、ヤモリってたしか「家守」という存在だから、家にいるといいって聞いたことがあるような…。

彼がいつ・どこから家に入ったんだろう?というのは、未だ謎。