だいぶご無沙汰でようやく書きます。


建築日記「ガレージ編」です。


建築を始めたのは昨年末。


完成は今年の春となりました。


ガレージごときになんでそんなにかかったの?とお思いの方もいると思いますが、最大の敵はでした。


北国ゆえに雪が降るとできない作業もあるため、本格的な雪が降る前にある程度終わらせて、春に仕上げとなったわけです。




最近多いカーポート


雪国でも最近は車庫じゃなくカーポートの方が増えています。


安くできますし手がるです。


でもカーポートって雪が吹き込むし、物置に使えないしで結構使えねーって感じ(個人的意見です)。


なのでいまどきにしては珍しくガレージ建築となったわけです。


○水ハウスに務めているいとこも「今時車庫(ガレージですよ!)とは珍しい」と言ってました。


今回のコンセプトは「車庫」ではなく「ガレージ!!」です。


ナニガチガウン(*゚ー゚*)?


車庫は日本風日本


ガレージは欧米風アメリカ


ただそれだけ。


ブリブリなセゾンにただの車庫じゃつまらない。


どうせならこんな感じがいいんじゃない?


~一条工務店 SAISON Fで建てました~(雪国建築日記)-27








































ネットで拾ってきました。


ザ・ガレージですよね。


所さんの世田谷ベースのような感じ。


でも我が家はそんなにお金出せません。


そこで白羽の矢が立ったのが一条大工さん。


家が一条なんだし、安く造ってよー。


もちろんガレージを「一条工務店」で造るわけじゃありません。


あくまでも大工さんに直接発注です。


図面は私が引きました。


っていってもラフな図面で、あとは大工さんにお任せ。


完全なるスペシャルオーダーですよ。


では建築開始ビックリマーク


~一条工務店 SAISON Fで建てました~(雪国建築日記)-1



矢印現場監督(当時3歳)が材料のチェック中。

この材料を見ると上棟のころを思い出しますね。







~一条工務店 SAISON Fで建てました~(雪国建築日記)-2











~一条工務店 SAISON Fで建てました~(雪国建築日記)-4



矢印上棟の時におなじみの道具も登場。

 さすが一条大工。







~一条工務店 SAISON Fで建てました~(雪国建築日記)-5























~一条工務店 SAISON Fで建てました~(雪国建築日記)-6


矢印季節は冬です。

作業中にも雪がちらほら。





















~一条工務店 SAISON Fで建てました~(雪国建築日記)-7


矢印車の家にしてはしっかりした作りです。









~一条工務店 SAISON Fで建てました~(雪国建築日記)-8


矢印梁も太くてたいそう立派です。









~一条工務店 SAISON Fで建てました~(雪国建築日記)-9


矢印屋根の上もしっかりとガムスターでカバー。









~一条工務店 SAISON Fで建てました~(雪国建築日記)-10



矢印部材の違いはあれど、基本的には家の造りと似ています。

大工の仕事って感じです。



















~一条工務店 SAISON Fで建てました~(雪国建築日記)-11


矢印防水シートもしっかりと。









~一条工務店 SAISON Fで建てました~(雪国建築日記)-12


矢印屋根材はガルバ製のスノーカットルーフを採用しました。








雪国の一条は標準屋根材はスレートではなくガルバのスノーカットルーフです。


屋根表面に立ち上がりの羽根が横に走っていて、この羽根で雪を止める仕組みです。


我が家は雪国であるにもかかわらず、家の屋根にスノーカットルーフを採用せず、あえて瓦を選択しました。


だってかっこ悪いんだもーん不満


一条=瓦ってイメージがパンフレットで刷り込まれてしまったので・・・。


でもガレージまで瓦にするつもりはありませんでしたので、雪に強いこのスノーカットルーフにしてもらいました。


ちなみにこの屋根、ものすっごい雪が止まります。


全く落ちません。


この冬は屋根に1.5~2mの積雪がありましたが、全く落ちず雪下ろしをしました。


雨も雨どいいらずな感じですべて横移動してくれます。



~一条工務店 SAISON Fで建てました~(雪国建築日記)-13


矢印中はこんな感じ。









柱の赤っぽい色は防蟻剤です。


家が防蟻処理されてるんだし、ガレージもしてよーってことで塗るタイプですが防蟻処理してもらいました。


色的にもいい感じになりましたよ。




我が家のガレージの奥行きは9m弱あります。


相当長いです。


ガレージ兼物置ということで土地のスペースの許す限り長くしました。


奥には棚を作ってもらい、自転車やカー用品、その他物置として使用しています。


一応将来的にアルファードクラスを入れても余裕があるようにと設計しました。


普段は大きい方の車をガレージへ、私の通勤用足車の軽はガレージ前に青空駐車していますが、先日うちの2台(国産3ナンバースライド車+軽自動車)の車を縦列に入れてみましたらば・・・、


入りました!!


猛烈な台風の時にはガレージに車を避難させれそうですし、その気になれば・・・


~一条工務店 SAISON Fで建てました~(雪国建築日記)-ハマー

矢印ハマーH2も入れれます。

買えませんけどね・・・。









~一条工務店 SAISON Fで建てました~(雪国建築日記)-ハマー2


矢印でもこのハマーは入ってます。









シャッターには少しこだわりました。


ただのガラガラシャッター(通常の巻き上げ式スチールシャッター)では家に対してちょっとちゃちすぎます。


目指すものが欧米風ガレージである以上・・・


~一条工務店 SAISON Fで建てました~(雪国建築日記)-25

矢印こーんな










~一条工務店 SAISON Fで建てました~(雪国建築日記)-26


矢印こーんなのにしなければ。





















ちなみにこれはうちが採用した三和シャッターの「オーバースライダー」シャッターです。


品名はEUGA (ユーガ)といいます。


欧米のシャッター=オーバースライダーでしょう。


世田谷ベースでももちろんオーバースライダータイプを採用しています。


もっとも所さんとこは材質も木製の本格的(お値段も本格的)なオーバースライダーですが。


うちが採用したものは見た感じ木製ですが、材は木ではありません。


お値段はこれだけで60万円


通常の巻き上げ式(自動)の3倍の値段でした。


ガレージ自体に断熱材は入っていないにもかかわらず、このシャッターには断熱材が仕込まれています。


無駄にスペックが高いですが、見た目重視で買いました。


国内での扱いは三和シャッターですが、採寸後、海外(アメリカ?)へ発注しオーダーメイドで作るため時間がかかりました。


もちろんリモコンで自動開閉します。



~一条工務店 SAISON Fで建てました~(雪国建築日記)-14
























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~一条工務店 SAISON Fで建てました~(雪国建築日記)-19
























~一条工務店 SAISON Fで建てました~(雪国建築日記)-20
























~一条工務店 SAISON Fで建てました~(雪国建築日記)-21
























~一条工務店 SAISON Fで建てました~(雪国建築日記)-22
























~一条工務店 SAISON Fで建てました~(雪国建築日記)-23


























このようにシャッターが開いたのを嗅ぎ付けた3歳児(当時)が犬のように駆け込もうとしても大丈夫なくらいのスピードで開いてくれますので全くのストレスフリーです。


そして今年の春に雪解けを待って吹付を行った後がこちら。


~一条工務店 SAISON Fで建てました~(雪国建築日記)-24


・・・アレ?


タシカ・・・


~一条工務店 SAISON Fで建てました~(雪国建築日記)-27




矢印コーンナカンジニシタカッタンジャナカッタッケ?

ミタメガダイブチガイマスガ・・・。








































確かに・・・。


本当は外壁も板張りにしたかったんですが、さすがに雪国。


この厳しい環境で板張りではそう長くは持ちません。


残念ながら板張りは断念せざるを得ませんでした。


したがってせめてもということで、外壁の色は家の2Fの色に合わせることにしました。


・・・ナゼ2F?


だって・・・1Fはレンガ貼りで吹付の色は道路からじゃわからないんだもん。


だったらレンガの貼ってない2Fの色に合わせた方がパッと見いい感じなもので。


ということで我が家のガレージ完成です。


もう少し横長に作れればガレージらしい造りにできたんですが、そこは土地のスペース的なものもありますからしょうがない。


個人的にはまぁまぁ満足しています。


お値段は・・・大体プリウスのSクラスを買う時の総額くらいで立ちました。


この値段はガレージを基礎から建てた値段としては破格の金額です。


他に見積もりを取ったところ大体2倍以上はとられる感じでしたので。


いかがだったでしょうか?


我が家のガレージ建築日記でした。


完成後半年たってようやくかけてすっきりしました。


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