こんにちは。
連日氷点下な最低気温のこちらの地域ですが、エコキュートでトラブルがありました。
ある日の夜、自動ボタンをぽちっとな通してしばらくするとアラームが鳴りリモコン画面には「F32」の表示。
エラーメッセージは取扱説明書に載ってますので即チェックすると、
「ふろサーミスタの異常」で「取扱店に連絡してください」とのこと。
その時もう20時で当然尾店は閉まってますので長府の夜間専用ダイヤルで対応をしてもらうことに。
電話番のお姉さんでは対応できないとのことで翌日訪問してもらうことになりました。
一応有償になっても困るので一条にも電話。
その日はお風呂が使えなかったので隣にある実家でお風呂を借りることになりました。
翌日一条の監督から電話があって、ちょうど別件で長府の本社技術者がうちの地域に来ているとのことだったので見てもらうことになりました。
まず長府技術者とは別に代理店のおじさんが「サーミスタの交換」にやってきました。
しかし交換した後でも「F32」が表示されます。
そうこうしているうちに監督も到着して一緒にあれこれやっているうちに一つのことに気が付きました。
屋外の貯湯タンクと屋内の浴槽との間の配管が今回凍り付いてしまったことが原因と判明したのです。
皆さんのお宅ではエコキュートの貯湯タンクはどこに設置していますか?
一般的には屋外だと思います。
しかし雪国はちょっと違います。
うちの地域では屋内に設置するのが一般的です。
これはひとえに「外は寒いからお湯が冷める」というものですが、当然場所を取ります。
置き場所としてはよく洗面脱衣所に見かけます。
HMの担当者はタンクが暖かいので脱衣所が暖かく、洗濯物を干すとよく乾きますよと口説いています。
でも夏場はかなりの暑さらしいですが・・・。
しかし我が家はあえて地域の常識に逆らって屋外に設置しました。
屋内にあんなでかいタンクがあったら場所とりますからね。
邪魔な物はロスガードだけで十分です。
設計段階当時、長府に確認して
「あれは基本屋外に置くように設計されてますので大丈夫です」
とお墨付きをもらったので。
しかしここで気配りをすることを忘れていました。
監督も引き渡し当時説明するのを忘れていましたがと言っていたんですが、
「寒冷地の場合、外気温が10℃を下回るような場合、凍結防止運転が自動で作動するので夜間は浴槽にお湯(水)を張っておかなくてはならない」
と取扱説明書にありました。
そんなこと知らない我が家は普通に家族全員入浴後風呂掃除のために浴槽のお湯を毎日落としていました。
毎晩なぜかお風呂で「ボコボコ」と何やらお湯か吹き出す音がしていたんですが、「なんだろーね」程度に流していたのですが、実はエコキュートが凍結防止運転をしようとがんばっていた音だったのです。
しかし外気は連日氷点下。
当然配管は凍りつき、今回のエラー発生となったわけです。
ということで
夜間さむーくなる地域にお住まいの方は夜間、浴槽にお湯を張ったままにしておくことをお勧めします。
そしてもう一つ。
長府の技術者が来訪したのには理由がありました。
それはエコキュートの室外機のヒートシンクにびっしりついた「霜」です。
通常熱を取る通常運転でつく霜は運転時間の間に数回、「霜取運転」で除去されます。
しかし室外機についている外気温を測定するセンサーの位置によってはうまく霜取がされずに我が家の室外機のようにヒートシンクが霜でびっしりということになってしまいます。
一昔前の冷凍庫の中の霜を想像していただければいいかと思います。
この霜がつくと発熱効率がかなり悪くなるとこの事で、うちの地域で数件症例報告があったようで偶然長府本社から技術者が訪れていたそうです。
我が家も同じ状況だったようで、さっそく霜取運転のプログラムを変更し夜間に5~6回の自動運転を行うようにしたそうです。
また、外気温センサーの位置も変更し、正確に外気温を測定できるようになったようです。
今朝も氷点下でしたが霜は付いていませんでした。
寒冷地では何かと大変です。
皆さんのお宅ではいかがですか?