上棟47日目
昨日の事件 について、今日展示場へ乗り込んできました。
昨日現場で見つけた時はあまりにもアッパレな施工ミスぶりに呆れてしまい文句も出ませんでしたが、段々時間がたつごとに腹が立ってきました。
工期の遅れはいろんなところに影響が出ます。
アパートの明け渡し、外構工事の遅れ、引っ越し業者との契約変更、洗濯機の納品予定変更などなど。
22時近くになっても何の報告もないので展示場へ電話してみると、電話に出た社員が言うには他の社員はみな帰宅したとの事。
・・・・・・。
あり得ません
あんなミスを犯しておきながら監督からは報告も・連絡も・相談も何もなしです。
監督に即電話するように伝言して待つ事しばし。
かかってきました
どうなっているのか問うと
監督:「明日は日曜なのでどこもみんな休みなので月曜日に関係各位が集まって協議します。」との事。
・・・どうですか皆さん。
引き渡しまであと1カ月を切り、予定ではあと4~5日で大工工事日程が終わるというこの時期にあの施工ミス。
皆さんならこの回答で満足しますか?
ずいぶん悠長ですよね。
発覚は土曜の夕方です。
日曜日だからみんな集まれないっていう理由は全く通じませんよね?
さすがに昨日は夜も遅くなっていたので、今朝担当営業に朝一で電話をし、相当頭にきているので工事課のトップを呼び出しておくように言いました。
現場監督と言っても所詮若者です。
何の決定権もないのでこうなれば上司に直接クレームです。
そして今日行ってきました。
そろっていたのは他の接客で来れなかった営業の代わりの副所長、基礎工事の時のベテラン監督、そして担当監督の3人。
今回のミスの原因と今後どういう対策をするのかを問いました。
すると昨日ちらっと聞いていた「エアコン業者が持っていた図面が間違っていた」という事自体がまず間違いであったことが判明。
じゃぁなんで間違ったのか?
立面図で東西南北の外観図を確認した際に、東側にあるべきエアコンの位置を南側だと勘違いしたんだとか。
ベテラン監督も「あり得ない話なんですが、そのように間違ったと言っていまして・・・。」と収支低姿勢。
正直このような施工ミスは前例がないとの事で、監督もエアコン配管の施工チェックはしていたが、本当にここに室外機が来るのか?といった意識を持ってチェックしていなかったと認めこちらも終始謝罪モード。
でもこちらとしては収まりません。
起こった事はしょうがないにしても、じゃぁこれをどう処理するのか?
我々は姑息的手段での処理では全く納得する気はないと伝え、完全にやり名をしを求めたところ、新たに部材を取り寄せて施工しなおすと言う風に申し出ました。
私は部材は全て海外から取り寄せるものだとばっかり思っていたので、相当の時間を要するのかと思っていたらどうもそうではないらしい。
建材は本社のある浜松工場にそれなりにストックがあるらしく、うちの部材に適合するものを持ってくるので、材料さえあれば、工期の延長はなく済ませるというものでした。
新品交換するものは、EPS付き合板・石膏ボード(壁・天井)・回りぶち・腰板・TCタイル・外壁サイディング・防水シート・胴縁・などなど一度剥がさないといけないものは全て新品交換としました。
当然ですよね。
結構大がかりに改修です。
せっかく取れた足場を一部ですが再度設置しなおし、レンガ・サイディング・EPS合板も取り去り、エアコン配管を本来の方法で通すために天井の石膏ボードも剥がします。
さらにEPS付き合板を貼り替えると言う事で当然気密測定もやり直させます。
驚異の数字を叩き出した今回の気密測定は再度測定やり直しと言うなんだか腹立たしい結果となりました。
次で3回目の気密測定ですからね。
明日住設搬入だったのに、この改修が終わるまではキッチンも和室に置いておかなければなりません。
保障面でも確認してきました。
現在アパート暮らしの我が家ですので、工期が守られなかった場合、当然延びた分の家賃は一条負担と言う事をしっかりと確認しました。
工期が間に合わないと分かった時点で書面で提出させる予定です
口約束はイケませんからね。
あーなんだかスッキリしない。
でもこれ以上どうしようもないので今回はとりあえずこれで引き揚げました。
なんだかせっかく足場がとれていよいよ感があったのに、ものすごく残念です。
誠意のある対応じゃなかった場合、本社のお客様相談に電話するつもりでしたが、一応工期が遅れた場合の家賃の支払いも一条が持つという事だったので、今回は勘弁してやる事にしました。
でも追加部材の発注を浜松に依頼した時点で、ミスった事は本社に分かるんですがね。