人間の習性とは、時として真価を発揮するものである。

目標を設定するや、達成に向けて自然と行動が伴うのだ。

結果、見事に2人の男性との恋愛に至ったのである。


一人目は8才年下の癒し系エリート広告マン。

体脂肪率7%のイケメン君。

京都弁と彼のキレイな心で私の心は浄化された。


二人目は5才年下のホスピタリティ能力抜群

超前向き外資系金融ディーラーの彼。

魅力的な言葉遣いで物知り。

超多趣味な彼には多くの刺激を受けた。


この申し分のない二人の男性によって、

『恋愛とは何ぞや』を思い出し、

オンナとしての自信を取り戻すことができた。感謝である。


2006年、恋愛をしてわかったこと。


恋愛は甘美かつ感動的だが、疲れる。

時間、体力、気力が不可欠であり、

仕事や趣味とうまく配分するのが労であった。


私が求めているものは、一時的な関係ではなく

強い絆でつながるパートナーと家族を築くこと。


弟や妹が結婚し、それぞれの家庭を順調に築き始めている。

今年は父が定年を迎える。

家族に絶対的な信頼と愛情を置いていた私にとって

これは大きな不安な要素である。


そして、2007年を迎えた。


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2006年の目標:恋愛する!


33才になってこんな目標を設定することになるとは。。。


かつては、それなりに多くの男性から所望される若い女の子であった。

大学進学で上京する際、

『ただより怖いものはない』

『男性には気を付けて気を付け過ぎることはない』

と母から言いつけられたことを今でも深く心にとどめている。

誘いの多さゆえ、警戒心が人一倍強くなり、

必然的に『声をかけるなオーラ』を放つようになっていた。

幸いにも(?)、若さゆえにその性質が

オンナとしての価値を引き上げる結果となり、

素敵な男の子達と少ないながらもロマンティックな恋愛も経験した。

そんなこんなではあったが、

20代後半~33才まで、仕事、遊び、趣味に没頭しているうち

気が付けば、恋人不在歴を9年更新していた。


そこで、2005年の年末から私は活動を始めた。

手始めに友人Nに合コンに誘ってもらった。

多いときは週2回。相手は一流企業のエリート、医師、弁護士・・・。

さすがにNである。彼女は5才年下で女優クラスの超美人なのだ。

Nの超美人オーラに助けられ、

多くの男性に出会い、クラクラするような名刺のコレクションが増えた。

しかし、不慣れゆえか不器用ゆえか別の理由かは不明だが、

メールアドレスの交換にもなかなか至らない状況であった。


そんな訳で、2006年の目標は設定された。