前回の前置きをふまえまして・・・
今回から3回に渡り調の判定方法をご紹介してみたいと思います
ではアンケートです!
ピアノの先生に
「はい、この曲は何調ですか?」
と、聞かれるのが怖い人ーーーーー
「ハーーーーーーイ」
沢山の手が見える気がします
曲には調があることはなんとなく知っているけど・・・・
何調かって・・・・
何をどう見れば分かるのか・・・・
特に独学の方は分からないことが多いですよね
ということで、調の判定法をご紹介いたしますが、この調の判定法は人それぞれ?
何種類か代表的なものがありまして、そのどれかを大体皆さん使い考えているのではないかと思います
今回ご紹介する方法は3つ
頭の混乱を避けるため、1回の更新に1つずつご紹介していきますね。
ではまず1つ目
☆楽譜にある調号を見ます。
♯・♭なにもついていないものはハ長調かイ短調だと覚えておいてくださいね。
その他の調号が1つ以上ついているものについてです
まずは
シャープ ♯ の 頭文字『シ』
フラット ♭ の 頭文字『ファ』
という合言葉を覚えます
例えば
これなら、ファに♯が1つ付いていますが、
このファを 合言葉 ♯ は『シ』に置き換えます・・・と
ド(主音)は1つ上のソになりますね
というわけでソは『ト』なので
この調号はト長調 か 、
短3度下の短調=ホ短調
ということになります。
この時、ト長調かホ短調の見分けですが、これは曲最後の音をご確認ください。
最後の音がソで終わっているかミで終わっているか・・・
そして、曲中、もしホ短調なら第7音に臨時記号で半音上がっているはずなので、
ホ短調ならレに♯が付いていう可能性が高いです。
いえ、ついていると思います。
ではもう一つ
例えばこれなら、どこの♯を『シ』にするかですが、2個以上の♯の場合は常に最後の♯を『シ』と考え主音を導き出します
ですので、この場合
最後の♯はソについていますので、
最後の♯ソを『シ』とみなします。
すると・・・
ソの1つ上のラが主音ということになり、
ラはイなので、イ長調 又は
短三度下の短調・嬰へ短調 の調号と予想されます。
あとは前記しましたように、最後の音や臨時記号の有無を見て判断します。
続きまして、次はフラット系です。
例えばこちら
♭の合言葉は『ファ』でしたので
シについている♭を『ファ』とみなします
すると、主音のドはどこになるかと言いますと、
シをファに見るわけですので、
4つ下がった音になりますね。
シラソファ で、主音は『ファ』 =へ長調 又は
ヘ長調の短三度下の短調・ニ短調
ということになりますね
ではこれなら?
沢山♭が付いていますが、これも♭の一番最後を『ファ』と考えるのですから
一番最後の♭『ソ』をフラットの『ファ』と考えます。
すると・・・
ソから4つ下がった
ソファミレ の『レ』が主音になりますが、
ここで気をつけること
『レ』にはすでにフラットがついていますので、
ここはただの『レ』ではなく、
『レの♭』=『変二』が主音になります。
よってこの場合考えられるのは
変二長調 又は
短三度下の短調・変ロ短調
ということになります。
☆まとめます。
つまりは・・・
♯なら
最後の♯をシと見なし、その音の短2度上がその曲の調の主音
♭なら
最後の♭をファと見なし、その音の完全4度下がその曲の主音
ということになります。
調は主音が調の名前になりますので、
主音を日本音名にすると調名になります。
補足ですが・・・
♭を日本名では『変』と呼びます
♯を日本名で『嬰(えい)』と呼びます
例えば
変ロ とは = シの♭のことを指しています。
嬰ト とは = ソの♯を指しています。
この方法を色んな曲でお試しになってみてください。
また、前回の記事には全調のっていますので、それを見ながら
確認していただくのもいいと思います
次回はまた違った方法をご紹介しますので、これが全てではありませんが、1つの方法として、もし初めてお知りになった方はお試しいただければと思います
本日も最後までありがとうございました。
今回から3回に渡り調の判定方法をご紹介してみたいと思います
ではアンケートです!
ピアノの先生に
「はい、この曲は何調ですか?」
と、聞かれるのが怖い人ーーーーー
「ハーーーーーーイ」
沢山の手が見える気がします
曲には調があることはなんとなく知っているけど・・・・
何調かって・・・・
何をどう見れば分かるのか・・・・
特に独学の方は分からないことが多いですよね
ということで、調の判定法をご紹介いたしますが、この調の判定法は人それぞれ?
何種類か代表的なものがありまして、そのどれかを大体皆さん使い考えているのではないかと思います
今回ご紹介する方法は3つ
頭の混乱を避けるため、1回の更新に1つずつご紹介していきますね。
ではまず1つ目
☆楽譜にある調号を見ます。
♯・♭なにもついていないものはハ長調かイ短調だと覚えておいてくださいね。
その他の調号が1つ以上ついているものについてです
まずは
シャープ ♯ の 頭文字『シ』
フラット ♭ の 頭文字『ファ』
という合言葉を覚えます
例えば
これなら、ファに♯が1つ付いていますが、
このファを 合言葉 ♯ は『シ』に置き換えます・・・と
ド(主音)は1つ上のソになりますね
というわけでソは『ト』なので
この調号はト長調 か 、
短3度下の短調=ホ短調
ということになります。
この時、ト長調かホ短調の見分けですが、これは曲最後の音をご確認ください。
最後の音がソで終わっているかミで終わっているか・・・
そして、曲中、もしホ短調なら第7音に臨時記号で半音上がっているはずなので、
ホ短調ならレに♯が付いていう可能性が高いです。
いえ、ついていると思います。
ではもう一つ
例えばこれなら、どこの♯を『シ』にするかですが、2個以上の♯の場合は常に最後の♯を『シ』と考え主音を導き出します
ですので、この場合
最後の♯はソについていますので、
最後の♯ソを『シ』とみなします。
すると・・・
ソの1つ上のラが主音ということになり、
ラはイなので、イ長調 又は
短三度下の短調・嬰へ短調 の調号と予想されます。
あとは前記しましたように、最後の音や臨時記号の有無を見て判断します。
続きまして、次はフラット系です。
例えばこちら
♭の合言葉は『ファ』でしたので
シについている♭を『ファ』とみなします
すると、主音のドはどこになるかと言いますと、
シをファに見るわけですので、
4つ下がった音になりますね。
シラソファ で、主音は『ファ』 =へ長調 又は
ヘ長調の短三度下の短調・ニ短調
ということになりますね
ではこれなら?
沢山♭が付いていますが、これも♭の一番最後を『ファ』と考えるのですから
一番最後の♭『ソ』をフラットの『ファ』と考えます。
すると・・・
ソから4つ下がった
ソファミレ の『レ』が主音になりますが、
ここで気をつけること
『レ』にはすでにフラットがついていますので、
ここはただの『レ』ではなく、
『レの♭』=『変二』が主音になります。
よってこの場合考えられるのは
変二長調 又は
短三度下の短調・変ロ短調
ということになります。
☆まとめます。
つまりは・・・
♯なら
最後の♯をシと見なし、その音の短2度上がその曲の調の主音
♭なら
最後の♭をファと見なし、その音の完全4度下がその曲の主音
ということになります。
調は主音が調の名前になりますので、
主音を日本音名にすると調名になります。
補足ですが・・・
♭を日本名では『変』と呼びます
♯を日本名で『嬰(えい)』と呼びます
例えば
変ロ とは = シの♭のことを指しています。
嬰ト とは = ソの♯を指しています。
この方法を色んな曲でお試しになってみてください。
また、前回の記事には全調のっていますので、それを見ながら
確認していただくのもいいと思います
次回はまた違った方法をご紹介しますので、これが全てではありませんが、1つの方法として、もし初めてお知りになった方はお試しいただければと思います
本日も最後までありがとうございました。