1週間ぶりの更新になります。前回の回ではなかなか自分なりに魂を込めて書きましたが、今回もその続きみたいなものになります。正直、僕のような一般人でモータースポーツのファンの1人が書いたことなどなんの影響力にはなりません。しかし、やらなくては何も始まらないので今回も辛口な意見を書かせていただきます。
あの歴史的快挙から2カ月が経ちました。佐藤琢磨選手のインディー500制覇。モータースポーツファンならだれもが知るワードですよね。世界3大レースの1つであり、101年の歴史を持つビッグイベント。そのイベントに佐藤琢磨選手が日本人で初めて優勝するという偉業を達成しました。この凄さをおそらく一般の人はわからないと思うので解説すると、オリンピックで金メダル取ることや、テニスの4大大会のどれかで制覇することと同じくらいすごいことだと思います。いや、もしかしたら、オリンピックはいくつか種目があるし、4大大会は1年で4つあるのに対し、インディー500は1年で1回で、ワンレースのみなので価値的いったら上かもしれない。優勝したら、その次の日から休みなくテレビ出演をする。そのぐらいすごいことなんです。僕は、日本のモータースポーツ界にとって、この快挙を絶対無駄にしてほしくないと思っていました。もしかしたら、これから先もう二度とみられないことかもしれない。そのぐらい難しいことだからです。
しかし、日本のテレビ局には愕然としました。もちろん、この快挙を伝えるニュースはしていました。もしかしたら、ちゃんとやってるやんと安心した人がいるかもしれませんが当たり前です。問題なのは琢磨選手が一時的に帰国した時です。僕はその時あるニュース番組を見ていたのですが、琢磨選手のニュースを伝える予定でしたが、速報でアメリカのワシントンで銃撃がありその速報を伝えなくてはならず、しっかりと伝えませんでした。スポーツニュース枠の1つとして伝える予定でしたが、日本特有の毎日野球ニュースに時間を費やしすぎたために、琢磨選手のニュースを伝えられませんでした。ここで1つ理解してほしいのが野球が悪いわけではないですよ。けどね、その日は別にクライマックスシリーズでもないし、ある選手が引退したわけでもありません。本当にそれが優先すべきことなんかって思いましたね。もし、テニス界の錦織圭が4大大会のどれかで優勝すれば、全部の時間を使ってでもその特集をするでしょう。サッカーワールドカップで日本が優勝すればその特集で1時間使うでしょう。おそらく日本のテレビ局でモータースポーツに詳しい人がいないんでしょう。特別番組もNHKBS放送のみ。本当に悲しくなりますよ。ニュースのひな壇に一人はモータースポーツ界の人間をいれてもいいんではないでしょうか。本当に日本のテレビ界にはがっかりしました。