最近、着々と積ん読山を攻略しているおいらですが、毎日忙しくてなかなかblogに記事書けないのが悩みw
1日1冊のペースで読んでるんで、忘れないうちに記事書きたいんですけどねw
さて、愚痴はこんぐらいにして。
時間は自分で作るものですからねw
今回ご紹介するのはこちら⬇⬇⬇
「眼鏡屋は消えた」
作者:山田彩人/創元推理文庫より出版
※この先、多少のネタバレがあるかもしれません。ってか、今回、冒頭からネタバレ有りますw
ので、ネタバレ絶対NGの方はこの先立ち入り禁止ですw
それでもこの先へ進むという方は、自己責任でお願いします。
高校の文化祭で、過去にあった実際の事件を元に創作されたオリジナル劇を上演するために頑張ってる女子高生が主人公……と思いきや、8年分の記憶を失った女性教師が、勤務先の学校の部室で目覚めるところから始まるこの物語。
主人公の記憶では、親友の創作した「眼鏡屋は消えた」という劇を文化祭上演することに燃える女子高生でしたが、現実はかつて自分が通っていた高校で教職についていました。
どうやら頭をぶつけて8年分の記憶を失ったようです。
時期はちょうど学園祭の前。8年前に上演したいと思っていた劇は、ある事情でお蔵入りになってました。
教師となった主人公、今回の文化祭で「眼鏡屋は消えた」を上演するべく奔走していたようです。
どうにか自宅に戻った主人公。記憶を取り戻す手掛かりとして、過去の日記を開くと、「親友は殺された」という一文が。
が、その一文以降、日記は空白。
記憶を辿るため、高校時代の友人たちを当たりますが、なかなかうまくいかず。
最後の手段として、顔はいいのに口の悪いイケメン同級生を頼ることに。
彼は探偵やってましたw
過去の文化祭で何があったのか。
親友は誰に殺されたのか。
親友は過去の事件を元に創作してましたが、どうやらこの事件にも裏があるようで……
といった感じのストーリー。
テンポよく進んでいくので、読みやすかったですが…
おいら的にはイマイチでしたw
謎はきちんと解かれるし、正義ってなんだろ?って考えさせられるし、軽妙な語り口の中にも重厚なストーリーでもあるのですが。
ストン、と心に落ちてこなかったw
面白くはありましたが、おいらの趣味ではなかった、ってとこですね。
ラストはわりと衝撃的でした。
主人公がどういう行動をとって、結果どうなったのか、しっかり書かれてないのですが、それがまた想像力をかきたててくれて、それなりによいラストだったと思います。⏪何様だw
というわけで、今回はこの辺でw