こんばんは。
おはようございます。
こんにちは。
≪いつでも自由に使えるお金が潤沢にある≫
大きな願望に辿り着いた後、
「今、私はどういう自分でいるべきなんだろう？」と
考えた時に、
記憶の中にいる、ある女性と過ごした短い時間のことを
思い出しました。
彼女と出会った頃の私は
生まれ育った環境から貧乏癖が染みついて、
金銭感覚が無かったんですよね。
当時の私の願望は
≪月収100万円≫だったのですが
まだ私自身の金銭感覚に気がついていませんでした。
お金持ちさんの中にも貧乏癖のある人はいますが、
金銭感覚の無さって、
物理的な貧乏というよりも
それ以前に
心が貧乏な人が多くて、
だから
「心が貧乏」って
物理的な豊かさとはあまり関係がないな
というのが私の印象です。
よくキラキラしたスピリチュアル界隈では
「ブランドショップに行こう」
「ブランド物はエネルギーが高いんです」
「お金持ちになった自分を体感するために
お金持ちが集まるホテルのラウンジに行ってみよう」
「お金は出さないと入らない」
とか言うんだけどね…
まあ間違いではないですし、
当時貧乏人の私には良い刺激にもなりましたが…
ウーン
これ以上言うのはやめときましょう…
言えるのは、
当時の私は心が貧乏で金銭感覚が無いのに
こんな情報を脳ミソにぶっこまれて、
ブランドショップに行ったって
ハイブランドを身に付けたって
違和感アリアリで、
ホテルのラウンジ行ったって
場違いな人間が恥ずかしい思いして帰ってきただけでした。
行動力だけはムダにあるｗ
その当時思ったんですね…
『だって私、もしも億万長者になっても
値段関係なく気に入った服を着ていると思うし、
ケーキを食べる時は多分近所にあるストアーで
笑顔で買って来て、
そしてダイソーで購入した安い皿で
お気に入りのインスタントコーヒーと一緒に
喜んで食べてると思うし…
…何がいけないの？』
当時の私は無意識で、
イケイケどんどんキラキラスピリチュアルに
疲れていたんです。
そんな時に彼女に出会ったんです。
「お金持ちになりたいなら目指す人を真似る・その人と同じことをする・考え方をインストールする」なんて言いますけどね…。私にとってはムダな努力でしたｗ。私の場合は「今の自分を良し」とは出来ず、自己否定全開でしたから当然と言えば当然…。今日は私が出会ったリアルお金持ちさんとの思い出話から始めましょう！
とあるビルのエレベーター待ちで
隣にいた同僚に
「ぶどう狩りに行きたい、いつ行くのがいいと思う？」
と尋ねたら、
いきなり後ろから
「10月上旬。
長野にシャインマスカットが美味しい農家がある！」と
割り込んできたのが彼女・億女でした。
ビックリした誰？ビックリした知らん
もっと知りたい？ニコニコ
後から億女もそのビルに仕事で来ていたと知ったのですが、
その後、時間を合わせて一緒にランチする仲になりました。
この人、
インスタやSNSで【億女】と言われているような
キラキラは全くないんですよ。
見た目でも行動でも【億女】なんて分かんないんですよ。
しかしいつもニコニコしていて、好奇心旺盛で
知らないことを取り込むことを苦と思わない人で、
蕎麦屋に入ったら普通に安いざるそばを選ぶ人なんですよ。
駄菓子どうぞ 
初めて食べた！美味しい！！
ある日、
「美味しいお寿司屋さんを教えてもらったの。
今日一緒に行きませんか？」
と誘われて行った時にも、
ランチメニューが『松・竹・梅』と三種類あり、
確か…、
松が3,000円、梅が1,200円だったのですが、
私も億女も迷わず梅を選んだんです。
そうしたら隣のテーブルで
年配の女性が男性と食事をしていたんですが、
その女性が私たちの梅ランチを見て
「やっぱりね…
3,000円は支払えないとこういうネタは食べられないのよ」
と自慢げに私たちを見下して話し掛けてきて、
でも億女はイヤな顔もせず
「まあ！美味しそうですね！
」とニコニコさらり。
だから私も
「素敵なランチタイムですね！」とニコニコさらり。
息子が連れて来てくれたのよあらーしあわせー 
テレ
ある日、
安いジーパン履いてきて、
言わなきゃ分かんないのに億女の方から、
「安すぎるから試しに試着したら
履きやすかったのよ！西友！」って言ってきたり…
私のはイオン… 私はしまむら…
屈託なく無邪気なんですよね。
不思議な人だけど自然な人でした。
だから私もいつもの貧乏感覚で
（『自己肯定感を下げることなく庶民的感覚』という意味で）
なんでも話せてしまう人だったんですよ。
職場近くで買い物して帰るの？新鮮で安い八百屋があるんです！一緒に行く？
私 「店員が惣菜に割引シールを貼っている。
私が欲しい惣菜にはまだ貼られていない…
どうする？」
億女 「店員さんのお仕事を手伝っている雰囲気を醸し出しつ
つ、『これにも貼りますか？』と聞いて貼ってもらう」
億女 「うちの近所、高級スーパーしかないんだけど、
時間も時間で惣菜全部に割引シールが貼られていて、
そしたら素敵な身なりの女性が店員さんに
『割引シールが貼られていないものはないですか？』と
聞いているのを見たことがあるよ。
見栄か単純に鮮度の良い物が欲しいだけかは分からな
いけど、そういう人もいますよ。」
私 「食パンは新しい方が美味しいから割引シールが
ついているのは買わないけど…もしかしたら割引シー
ルを嫌がる家族がいるのかもしれないしね…」
億女 「割引の話しじゃないんだけど、
新婚の頃、義母とスーパーで、
義母に『安い味噌を持ってきてほしい』と言われ
一番安い味噌を持って行ったら
『違う』と言われたの。
何が違うのか義母を見ていたら、
いろいろ見て高めの味噌を選んで、
『これくらいの値段を“安い”というのよ』と言ったの。
全体の中の上くらいの値段だった。
その後付き合っていくうちに、
味噌のことは素材もメーカーも何も関係が無くて、
単純に【お金】と【お金を稼いできてくれる人】に
対する向き合い方とメンタルの違いだと気がついて、
あと義母なりのマナーもあるんだなぁと…。
義母と同じになる必要はないという部分もあったけど
当時は勉強になった。義母には感謝している。」
（嫁姑問題…億女さんも人間なんだなぁ…）
私のそこでの仕事が無事に終了し、
億女とは1カ月ほどのランチタイムの付き合いでした。
億女曰く「私も夫も保守的なので我が家は平和なんですよ。でも周りは壮絶人生歩んでる人が多くてその人たちの話しや愚痴をよく聞くんだけど、うちが平和なのはそこでバランスをとっているんだと思う」と話していたことも印象的で、事実その後ひょんなことでランチ仲間に入った女性の『2度に渡る結婚生活』が超壮絶で…
うちもなかなかだけどそれは…なんて思いました。 壮絶人間を引き寄せる億女ですが「韓流ドラマが出来そう！」なんて言って最後には他人の苦労話をイヤミなく笑い話に変換してしまう人でした。今思えば厄を落としてくれていたんですかね…。
万年貧乏人である私が
≪いつでも自由に使えるお金が潤沢にある≫
という願いに辿り着いた時に
過去スピリチュアルに毒されてた時にリアル億女に出会った当時のことを思い出して、
【同じ都内に住んでいて、
同じ飲食店で食べていて
似たような安いジーパンを履いている…
年収億稼いでいる人と、
当時年収1,200万円になりたい私と
一体何が違っていたんだろう？】って考えたら、
お金に対する心やメンタルや考え方だったんだと、
私は心が貧乏なんだと気がついたんですね。
資産家やお金持ちなど、
『お金のブロックがない人種』や
『お金のブロックを解消してきた人種』など、
様々ですが、
自分が資産家やお金持ちになりたいからと言って
ムリして彼らと全く同じになる必要はないんです。
彼らの真似事をする必要もないんです。
しかしながら、
【意識が先、現実は後】
お金が自由に使える状態やたくさんある状態を望むなら
先にお金に対する心や考え方・メンタルから変えていくべきで、
自分自身のお金に対する癖がなんであるかも
知ろうとせず、正そうともせず、
ただラウンジに行ったり、
ハイブランドショップに行ったり
高いお金を使ったりして
お金持ちさんを真似ても、
たとえ状況が変わったとしても
本質はなんにも変わらない
ということなんですね。
具体的には私は、
元夫から経済的なDVを受け、
その後お付き合いした男性も
「物でないと愛は感じない」とか
そんなようなことを言う人ばかりで
私がたくさんお金を稼いでも
自分が必要なものも買えなくなるほど
元カレにすごくお金がかかったし、
じゃあ別れてどうなったかって？
大きく体調を崩して
医療費にお金がかかる状態でした。
私のお金に対する悪い癖・貧乏心を正すことをして
こなかったからです。
私のお金に対する考え方やメンタルが何も変わっていなかったから、
元夫の経済DV、
お金がかかる元カレと別れても、
医療費にお金がかかっただけなんですね。
これを断ち切ると決意して、
「貧乏心に支配されていた過去には絶対に戻らない」
と決断して
私の悪い癖を知るために
支出をただ家計簿に記録するだけでなく、
『買った物』と『買った私』に対して
細かい自己評価、購入時の感情や購入後のレビューを
家計簿にメモすることから始めた
という訳なんですね。
因みに当時ちゃんと確認しなかったけど、億女が義母さんと出かけたスーパーも高級スーパーではないかと…『安い』という味噌の値段も私の想像よりも遥かに高めだよなーきっと…と思いました。
今回は分かりやすいので
『お金』で話しているのですが、
人間関係においても
どんな悩みにおいても
潜在意識の領域の話で言えば、
何かしら自分に癖があるのはだいたい一緒なのです。
よし！
今日はここまでだ。
今日も読んでくれてありがとう。
またね、
バイバイ。
