皆さん、こんばんは!
突然ですが、皆さんってホラー系って、好きですか?
夏が近づくいてきたが故、心霊現象系のテレビが入らないかと、ワクワクしている渚です笑
最近だと、「リモートで殺される」と言う番組を見ました。
秋元さん、さすが…!
あっちゃんも出てたし、飛鳥さんも出てたし、アイドル好きの渚には、なんとも嬉しい布陣でした!
しかし…、ドラマの真実を知るには、hulu見なきゃいけないらしいです笑
「それがお前らのやり方かぁ!!」って素で、出ちゃいましたね笑
ということで早速いきましょう!
※ゴーストハンター尾形大好きなんですよ…またやってほしいな…
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「あのさ、みさこは、どう変わりたいの?」
「私…小学生の頃、ファッションデザイナーになりたかったの。」
ソファに2人で腰掛けて、こんな話。
なんだか夫婦みたい。
「ファッションデザイナー?」
「うん。私、洋服が大好きで、オシャレも大好きで。よく友達の服を選んだりしてた。そうすると、その友達もとっても笑顔になって。嬉しかった。」
微笑んでうなづいてくれる変化さん。
「それでね、自分で作った服を誰かが着てくれて。それで、笑顔になってくれたらどんなに素敵だろうって思ったの。」
「そうなんだ。」
「でもね、成長するうちに、才能がないとか。私には、無理だなとか。親がきっと普通の職についてほしいだろうなとか。いろんなさ、勝手に自分で生み出した言い訳に負けて、普通に就職して、10年働いてきた。」
「…普通に働くのも、俺は偉いと思うけどな笑」
「そう?」
「うん。偉いと思う。」
こんなに素直に褒められると、くすぐったい。
「普通に働くのも偉いけど、やっぱり一度しかない人生だしさ…。ファッションデザイナーになる夢に、一緒に挑戦してみようよ。何年後でもいいからさ。」
「…うん。ありがと。」
できるか分からないけど。
「変わることは簡単じゃない。急ぐものでもない。みさこが変わりたいと素直に思えたときが、きっとその時だから。」
「うん。」
優しい言葉が私の凝り固まった心を溶かしていく。
ぐぅ〜。
「何!この音!」
「ごめん、ごめん笑私、そういえば夕飯食べてなかった…」
「…お腹すくと人間はそんな音がなるんだ…」
なんだか、恥ずかしい。
「…変化さんは、ご飯いらないんだっけ?」
「うん。お腹も空かないし、食べる必要もないよ。」
「そっか。」
「あっ、でも食べても害はない!」
「ん?」
「だから、俺の分も作って!」
「わかった笑」
一人暮らしをして、初めて2人分の料理を作ることになった。
その食材は何なのとか、つまみ食いさせろだの、子供のようにうるさい変化さんに笑ってしまう。
「やっぱり笑うと、可愛いね。」
「…もうそろそろできるから、ソファで待ってて。」
心臓がもたないので、変化さんを物理的に離すことにした。
「「いただきまーす!」」
今日の夕飯は、ドリア。
自慢の料理である。
「めちゃくちゃ美味しいっ!」
「…彼氏がいるってこんな感じなのかな…」
「なんか言った?」
「ん?何でもないよ。」
誰かと暮らす感覚に、心がほっこりする私であった。
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出会ってほんの数時間しか経っていないのに、変化さんは家族のように温かく感じる。
「あっ、そういえば、明日ね、後輩の洋服を選びに買い物に一緒に行くの。」
忘れてた…そう。後輩のコーデを組むために、あの本を開いたんだった。
「男?」
「うん。なんかね、妹と会うらしいんだけど、その時、服がダサかったら、怒られるから、私に選んでほしいって。宇野さん、オシャレだからって。嬉しいよね笑」
「…ねぇ、みさこ。」
「ん?」
「本当に、その言葉信じてんの…」
「えっ、どういうこと…」
「ピュアすぎる…人間じゃない俺にも分かる…その子、みさこのこと、きっと好きなんだよ。」
「…」
「口実に妹を使うとはなぁ…どんだけみさこは、鈍感だと思われてるんだ笑」
「えっ、ちょっと待って。好きって…そんなわけないじゃん!私なんか、好きになる人なんていないよ!笑」
自分で口にすると、心がえぐられる。
けど、そう思ってきた。生まれてからずっと。
「にゃに…するの…」
いきなり、変化さんの綺麗な手でほっぺがつぶされる。
「そう思ってるのは、みさこだけ。自信持て。こんなに可愛んだから。」
「…///」
「あっ、そうだ!ってことはさ、その男の子のファッションを考えてあげるってことだから、これも夢に近づく一つの工程だよね?なんか手伝えることある?」
切り替えが早すぎる。
あんなに近くて、言い方は強いけど、甘々な言葉をささやかれて、私はすぐに切り替えられない。
「いや…今回は大丈夫…」
細切れにそう言うことしかできなかった。
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「じゃあ、俺はソファで寝させてもらうよ。」
「うん。おやすみ。」
寝室に戻り、ベットに入る。
やけに時計の針の音がでかい。
いや、デカく聞こえる。
「…寝れない…」
変化さんが出てきたり、後輩が私のことを好きだとか言われたり…
頭がぐるぐるする。
深夜3時。
寝付けない私は、落ち着くために、ホットミルクを飲むことにした。
静かにリビングに向かうと、小さな寝息が聞こえる。
ソファで丸まって眠っている変化さんがいた。
「可愛い…笑」
変化さんの寝顔を見ながら、ホットミルクを作り、変化さんの寝顔を見ながら、ホットミルクを飲んだ。
それが原因だったのだ。
朝、目覚めると私はリビングのテーブルに突っ伏して寝ていた。
ふと時計を見る。
「うわぁぁあ!」
「…ん…どうした?みさこ。」
「変化さんの寝顔見ながら寝たら、めちゃくちゃぐっすり寝れて、寝坊した…」
「え…」
「あと30分っ!やばすぎる…」
風のように準備をする私を、変化さんがキョロキョロ目で追っている。
「よし!電車発車5分前!走ればいけるっ!」
こういう時ばかりは、高い家賃を払って、駅近に住んでてよかったと思う。
ソファでは、お見事とばかりに変化さんがパチパチと手を叩いている。
やはり可愛い。
玄関に行くと、変化さんもついてくる。
「変化さん!留守番よろしく!」
「任せて〜。あっ、みさこ。」
「ん?」
「今度は俺もみさこの寝顔見ながら寝たいな。」
行く前に、爆弾を投下するなよ…
変化さん…
変化さん④ おわり
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ストレートな変化さんにキュン
私も言われてぇよぉ…!!
なんか今は、ネットの時代じゃないですか。
思ったことをストレートに目を見て、相手に伝える機会が減った気がします
携帯を持ってなかった中学生時代は、家に電話して友達と話したり、直接会って喧嘩したり…
まぁ、私もブログ書いてる時点で、現代っ子になってしまったんですけど笑
だからこそ、にっしー扮する変化さんは、言葉が真っ直ぐで、皆さんの中に素敵に写るんじゃないかなと。
そう狙って書いてます笑
あっ、そういえば、みなさんの中で5歳下の宇野ちゃんの後輩くんはどんな感じですか??
私的には、古川雄輝さんであってほしい笑
これで眼鏡をかけてて、静かな感じとか…カッコ良すぎる。
みなさんの中で、適役を見つけて、当てはめて読むと、より楽しく読めますよっ!
ということでまた次回お会いしましょう!
渚でした(・ω・)☆