第3文型は S+V+Oですが、第2文型と並んでとても良く使われます。「~を」という目的語をとる重要な文型で、「誰が~を---する」と言いたい時はこの文型です。

例えば、

トムはジェーンを愛する。
Tom loves Jane.

TomがS(主語)でlovesがV(動詞)、JaneがO(目的語)ですね。動詞には三単現(三人称単数現在)のsがついてますね、覚えてますか? S+V+O の順番です。


一方、日本語は「ゆるい言語」で
「トムはジェーンが好きなんです。」と目的語が「~が」になっても良いし(むしろこの方が自然な日本語)、
「ジェーンをトムは愛する」と言っても「トムはジェーンを愛する」と語順を替えても意味は変わりません。


でも英語は頑固にS+V+O: Tom loves Janeの語順を貫き通します。TomとJaneの位置を変えたら、意味が全く変わってしまいます。


第2文型ではS=Cという関係が成り立つと書きましたが(He is a doctor.ではHe = a doctor) 、第3文型ではS=Oとはなりません。上の例 Tom loves Jane. ではTom=Janeではありませんよね。


ちなみに第3文型で使われるV(動詞)は目的語をとる動詞=他動詞と呼ばれます。一方、第1文型(S+V)や第2文型(S+V+C)に使われるV(動詞)は目的語を必要としないので自動詞と言います。


第3文型の例を挙げてみましょう。

誰が私のチーズを動かしたの?
Who moved my cheese?

これは、ひと昔前にベストセラーになった(邦訳)「チーズはどこへ消えた」の英文オリジナルタイトルです。この文ではWhoという疑問代名詞がS(主語)になっていますが、もちろん、

トムが私のチーズを動かした。
Tom moved my cheese.

と人の名前を入れることも出来ます。


普通の疑問文にもできます。

トムが私のチーズを動かしたのか?
Did Tom move my cheese?


さて、第2文型のS+V+Cでは、C(補語)は名詞だったり(He is a doctor)、形容詞だったりしました (He is clever.)。


一方、第3文型S+V+OのO(目的語)は基本的には名詞が来ます。応用としては、Oが名詞相当のもの、つまり動名詞(~ing)や不定詞(to do)、或いは名詞節(that S + V)の場合もあります。

名詞

猫はネズミを捕まえる。
A cat catches a mouse.


動名詞

彼ら歌うことを始めた。/彼らは歌い始めた。
They began singing.


不定詞

私は泳ぐことを好む。/私は泳ぎたい。
I like to swim.


名詞節

私は彼が試験に受かるということを思う。/私は彼が試験に受かると思う。
I think that he will pass the exam.


いかがでしょうか? 第3文型は応用範囲が広く、頻繁に使われ、とても英語的な文型です。これがマスターできれば英語がしゃべりやすくなること請け合いです。


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