マナーは時代によって変わります | 接客販売の技術と雑学

接客販売の技術と雑学

接客販売を教えて30年以上。販売は勘じゃなくて技術の積み重ね。現場経験を生かして販売トレーナーしています

普通に店頭でお手伝いしていると、かならず聞かれるのはマナー

特に冠婚葬祭に関しての質問が多いです

このブログでも何度か書いていますが、しつこく書きます(笑)

 

そもそも冠婚葬祭のマナーにきっちりと決まったものはありません

マナーに関する本を何冊か読み比べると、みんなバラバラです

それに、マナーの著者さんは、ジュエリーのプロではありません

いつから真珠が日本では冠婚葬祭のお道具になったのか、わかりません

これは私の宿題でGW中に調べてみます

 

皇室の皆さんが着けている黒いネックレスは、黒真珠ではありません

ジェット、という木の化石です

日本はもともと洋装ではなかったので、イギリス王室をお手本にしています

ジェットを愛用したのはヴィクトリア女王 

いろんな歴史が絡み合っています

 

 

皆さんが気にするのは悲しみの席

日本では、白かナチュラルと呼ばれる薄いブルー系のアコヤ真珠、クロチョウ真珠などが多いと思います

最近黒い真珠を着けているので、黒じゃないとダメなの?と聞かれますが、そんなことはありません

1連で43cmくらいまでの長さが安心(2連などは、重なるという意味になるので日本はNGです)

 

マナー本の中には、クロチョウ真珠のバロック(変形)はOKと書いている方もいますが

私は正式な場では、やめておいたほうがいいとお話ししています

昨年、叔母の告別式でお嫁さんが白いロングネックレスを着けていて驚愕しました

身内だけでしたので、何も言いませんでしたけど…

若い方でしたら、こっそり教えてあげますが、50過ぎてると言いにくいものです

やっちまっても、意外と教えてくれる人はいません

不安な時は宝石のプロに聞いてください

 

私が聞いた失敗してた例は

・ぶら下がりのイヤリングを着けてた

・2連のネックレスを着けてた

・ロングネックレスを着けてた

・たぶん象牙のネックレスを着けてた

・バロックのネックレスを着けてた

 

美輪さんは、どでかいクロチョウ真珠を着けてますけど、これは美輪さんだからOK (^^;

身内なのか、知人なのか、関係性にもよりますし、地域もあります

不安だなぁと思うときは、着けないという選択もありです

 

明日から10連休の方も多いと思います

楽しい時間をお過ごしください

 

【レッスンやセミナーのご案内】

 

授賞式に着けていくジュエリーで迷ってしまう…

晴れの席での装いで失敗したくない方にお勧めのジュエリースタイリングが学べる個人レッスン 

→ http://uki-school.com/styling/

 

接客販売は技術なので、経験はあまり関係ありません

接客販売力を伸ばすカリキュラムのご案内 

→ http://uki-school.com/business-guide/

 

販売員さんのためのヒントがいっぱい

接客販売に関するブログはこちら 

→ http://uki-seminar.site/

 

集客に悩んでいる方におすすめ

一度開催すると、自分たちでもできるイベントがあります 

→ http://uki-school.com/my-style/

 

フォローしてね  ペタしてね