どうもTomYum君です。

 

今日はテレワークでお仕事をしました。



自宅で音楽聞きながら、ラフな格好で、コーヒー飲みながら、電話もならずに集中して、特に創作や執筆の仕事をするには、本当に最高。

 

 

いや、わかりますよ。地方公務員が創作?執筆?って話ですよね。

 

 

まあ別に物語を書くわけではないのであれですが、企画書書いたり、マニュアル作ったり、メール上でやり取りする仕事も含まれるので、割と、書く仕事は多いんです。

 

 

打合せも最近では同じ庁内でも集まらずにWEB会議でやることがあり、本当に便利になったな、って感じます。



グループでミーティングする場合には、関係ないところは聞いてなくてもいいから、拘束される時間が節約できる。

 

 

どうやらいいことだらけのようだ。



でも、世の中、やたらとDX的なことが言われているけど、デジタル化がすべてを解決するわけではなく、いろいろと技術に頼ろうとすると、運用面でなかなかうまくいかなくてかえって負担が増える、なんていうこともあります。皆さん経験済みではないでしょうか?

 


とはいえ、テレワークが標準で気になれば、当然、これまで出張していた仕事は、実は出張いらなんじゃね、って事でウェブ会議になったりします。

 

 

でも、皆さん出張ってそんなに嫌いでした?

 

 

私は、出張の移動中の読書や初めての土地を散策することって、とても大好きなのですが、すべてが効率で片付けられると、こういうものがどんどん削減されていくのは悲しい。



効率化を進める一方で、人間らしい活動、一見無駄と思われるようなものがどんどんそぎ落とされる、そんな無機質な世の中にはなってほしくないな、と思っています。

 

 

「働き方改革」って、もはや死語のように言われてきましたが、残業をしなくて定時に帰ることができることだけが人生を充実させる価値であるかのように言われ、会社は必至に「残業するな」を大合唱。

 

 

残業させてくれ、という話ではないんですが、仕事がしたいのにするなって言われるのはおかしな話だし、直接的に仕事と関係のないところから得られる着想や出会いってあると思うんで、そこは大事にしときたい。



そもそも、ライフとワークが対立していると考えるからこういう発想になるんじゃないか、と。本当は対立概念ではなく、相乗効果により高め合うもの。

 

 

仕事って、お金と時間だけの関係性ではなく、「やりがい」という軸が外せないわけで、そのやりがいを高めていくことこそが人生を充実させることの重大な要素と言えるのではないか、な~んて思うわけであります。

 

 

人間には、無駄なこと、非効率なことを意外と必要としているのだ。Zoom飲みが流行っても、やっぱりリアル飲みにはかないませんからね。

 

 

効率化だけを求めるなら、必要な栄養素が配合された飲み物か何かを摂取すれば人間の生命は維持できます。でも、やっぱりBBQが好きだし、わざわざ登山をしたうえで温泉に入ったりするんですよ。

 

 

デジタル化によって無駄を省く一方、同時に、無駄から生まれる価値=「不便益」っていうのが際立ってくる。

 

 

というわけで、


出勤の無駄を省いてテレワークをすることで、上司や同僚、電話などに縛られなくて最高。


でも無駄や非効率からくる「不便益」を再評価するという軸を持っておきたい。



というお話でした。