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![デレデレ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/047.png)
久しぶりのブログ更新でした。
更新ついでに、小さい頃の悲しい思い出を書きたいと思います。
道を歩いていると、ふとザリガニの臭いがすることってありますよね。
その時にいつも、思い出すことがあります。
それは、幼稚園の頃の「ザリガニとり」。
遠足として、学校から離れた場所にある川で、ザリガニをとりまくるという授業が年に一回程ありました。
ザリガニとりですから、サンダルと虫取りあみが必要ですね。
しかし、当時の僕は虫取りあみを持っていませんでした。
両親にねだっても、なぜか買ってもらえませんでした。
網の代わりに母が持たせてくれたのは
割り箸と糸をくっつけて、先っちょにスルメをつけたものでした。
釣竿のようなものです。
見た目が明らかに貧しい上に、子供心ながら「絶対つれないだろう」という確信を持っていました。
しかし、母は
「大丈夫。釣れる」
「昔はこれが普通なんだよ」
の一点張り。
しょうがないのでこれで遠足に参加しました。
すると、待ち受けていたのは、虫取り網を持って楽しそうにしてるクラスメイトたち。
謎の釣竿を持っている僕に対して「それなにー?」「祐吾くん網はー?」と無邪気に聞いてくる友達
僕から笑顔が消えた瞬間でした。
いざ、ザリガニとりが始まると、みんな我先にと川へ飛び込んで、ザリガニをさがします。
バッチャバッチャなるもんだから、釣竿なんて使えるわけありません。
僕は離れた場所で、1人寂しく、ザリガニ釣りをしていました。
遠くから聞こえる楽しそうな声。
たまに「つれたかなぁ?」と聞いてくる先生。
その手に持っている虫取り網を何故僕にくれない。
30分ほど続けていると、なんと、奇跡の1匹が釣れたのです!
釣れたというか、糸に絡まってました。
1人寂しく離れてる僕にザリガニが気を使ってくれたのか、努力の末なのかは分かりませんが、奇跡の1匹目です。
その1匹をみんなに見せびらかしに行きました。
釣竿だってやればできるんだ、むしろこっちの方がかっこいいだろうと自慢しに。
「みてこれー!」とクラスメイトに駆け寄った瞬間
獲物の奪い合いが常です。
ザリガニを一番多く集めた人がヒーローになれるんだから、皆んな無我夢中で集めるわけですね。
まあ、僕はザリガニを入れるためのカゴも忘れてたので、参加資格もなかったわけですが。
結局、僕の収穫はふやけたスルメのみでした。
こうして、年に一回のザリガニとりが終了しました。
いま思い返しても、非常に悲しい気持ちになります。
ザリガニの臭いをかぐと、いつも思い出します。
これをブログに書いて、とくになにがしたいというのもありません。
ただ、誰にも言ったことがない僕の思い出を、ここに書き残しておきます。
おわり。