こんにちは。tmddieです。
北海道伊達市で新規就農を目指し、就農研修を受けている脱サラ男です。
和歌山で生まれ育ち、京都で学生時代を過ごして大阪で仕事をしていた僕からすると
北海道といえば 雪 です。
もちろん他にもありますが、とにかく寒いところというイメージです。
ですがここ、伊達市は北海道のなかでも比較的温暖で雪が少ないのです
まだ1回目の冬も来てませんけどね 笑
比較的暖かいという気候は、僕が伊達市で就農を志した理由でもあります。
「農業で独立するぞ!」と思い立ったおよそ半年前(2021年4月)、
北海道のいろんな土地をネットやパンフレットで物色していると
多くの自治体が新規就農受け入れをしていることがわかりました。
いくつかの自治体に狙いを定めて役所に問い合わせて、「ここがいいな」というところが見つかりました。
でもその自治体は最終的に断念しました。
もちろん、伊達市というさらに素晴らしい就農先を見つけたことが一番の理由ですが、
二番目の理由は、その土地が「超豪雪地帯」だったからです。
たまたま僕の奥さんが北海道出身だったこともあり、ちょくちょく奥さんのお父さんお母さんに相談していました。
そのおかげで、その「超豪雪地帯」は毎冬背丈以上の雪が積もり、
毎日雪かきで仕事にならないレベルと知ることができました。
農業だけでなく雪国すらシロウトの僕に、そんなハードモードの冬を越せるはずがない
危うく研修を申し込むところでした。
日本は世界的に見てもかなりの雪国だそうです。
積雪量の世界記録はどこで記録されたかご存知ですか?
なんと 日本です。 滋賀県の米原というところです。
雪が降る ということは、雨が多いということです。
雨が多いということは、水が豊かだということであり、土壌とあわせて農業が栄える重要な要素です。
世界には土壌と水、このどちらかがあるいは両方が欠けていて
農業が全くできない土地がたくさんある。
日本はそういった意味で、狭いけども非常に豊かな土地がある、と言えます。
ですが豊かな自然は時として人間にとって脅威ともなります。
先ほどの豪雪もそうですが、地震、洪水、台風なども毎年人の命を奪うほどの猛威をふるいます。
北海道だけでなく、新規就農を志す方は必ず
・その土地が得意な作物
・研修体制、支援体制
らへんは当たり前にチェックするとして、
・気候、自然環境
こちらも慎重に調べるようにしてください!
僕は参加していませんが、毎年東京や大阪で何回か全国の自治体が集結して、
新規就農を志望する方に向け地元をPRする「新・農業人フェア」というイベントが開催されています。
僕みたいに役所に電話しまくるのもいいですが、
こういったイベントに足を運んで、いろんな自治体を比較検討してみるとより冷静に自分にあった土地を
選ぶことができるでしょう。
そのとき必ず自然環境や災害についてもヒアリングするように!
ではまた。
