案件と要員とSEと・・・ | Business Code-仕事の本質と人生-

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仕事の本質とは?人生の本質とは?

最近うちのプロジェクトは案件が積み上がってきて、さばくのがやっとの状態になっている。各案件の詳細タスクとスケジュール、案件間の輻輳度合と各メンバーのタスクの多重度をかなり細かくマネージメントしていかないと、ちょっとの油断で破綻しかねない。



それでもうちのメンバーは激務に対して気持ちを高く持って仕事をしていく事ができるので、その点は非常に助かっている。しかし業界全体含めて忙しさに対する拒絶反応が強くなっているような気がする。うちの会社でも重要案件かつ知名度の高いシステムにも関わらず、激務のためか全然要員が集まらない。



仕事のやりがいをどこに求めるかによるのだろうが、きつい仕事を完了させた時の達成感と自信みたいな部分にはあまりやりがいを求めない風潮が強くなってきているのだろうか。確かにまったくプライベートの時間がないというのは問題だとは思うが・・・



そんな感じなので、仕事ができる人とそうでない人の差が極端に激しくなっている傾向も感じられる。まぁ仕方ないような気もするが、自分をいくらでも高められると感じる事ができる人はそう多くはないのだろう。



ちょっと極論だが、「イチローは確かにすごい。だが今の自分に対して、こういう事をこれだけ積み重ねていけば、近いレベルまでは達する事ができる」という術とプロセスは常に考えたいと思う。そうでなければ、3年後・5年後・10年後、自分がどうあるべきか、どうなっていたいか、という思いは思いで終わってしまう。強い意志と信念を持って努力し続ける気持ちを維持し続けたい。