6月半ばから榛名山に行こうと天気予報を眺めていたが、数日前迄晴れの予想が前日の午後になると雨になっていた。 6月28日の前日の昼過ぎに雨は朝6時迄で7時からは曇りが続く天気予報になっていたので、明日は行こうと決めて、朝5時に起きて2時間程かけて高崎市役所榛名支所の駐車場に赴いた。 道中はずっと雨で、6時を過ぎても雨が続いていたが、そのうち止むだろうと期待しながら車を進めたが最後まで雨は止まなかった。 幸い到着直後はパラパラ程度の小雨だったのと、折角来たとの思いも有ったので小雨の中、高崎市役所榛名支所前の県道29号線の「ハルヒルスタート」地点から県道211号線へ向かって出発した。 150m程南西に進み県道211号線との「室田」の交差点に着くと雨が本降りになってきたが、そのうち止むだろうとの希望的観測を持って県道211号線を北西に進み始めた。 緩やかな登りが続いたり平地になったりと、山の麓に広がる街並みは山梨県の塩山駅から大菩薩峠に向かうルートや、塩山駅から大弛峠に向かうルートに風景は似ているが、甲州市街地と比べると勾配が緩やかで、4.7%程の平均勾配で進み易かった。 県道211号線を西に4.5km程進むと、ほぼ直角に右折して山頂を目指し始める。 その後も比較的緩やかな勾配が続くが、雨脚は一向に緩む気配は無かった。 また、高崎KGカントリークラブの脇辺りからはガスに覆われ始め、見晴らしが全く無い中を進むことになった。 雨のせいか?交通量が少なく、気温も20℃程が続き、ここ数日の巷の気温が30℃超えが続いた中のヒルクライムとしてはむしろ、好条件かな?と思えた。 ハルヒルは勾配がきつい所があるという話しをチラホラと耳にしていたが、その後も榛名神社の手前、道路の右側に榛名歴史民俗資料館があり、真っ直ぐ登ると榛名神社に至る坂で、榛名湖には大龍坊という門前そば屋の前を左に回っていく三差路迄は緩やかな勾配が続き、県道211が直角に曲がる角から此処までは平均5.3%で、レースだと結構なスピードで上がって来るんだろうな~!と思う道程だった。 蕎麦屋を左に回り込み榛名川を渡ると、その後は勾配がきつくなり始め、漸くヒルクライムらしい勾配になってくる。 その後は九十九折りの道路となり、峠のてっぺん迄平均勾配は9.3%、3.2kmの登りが続く。 峠手前に男根岩という岩が聳え立っており、信仰の山だな~!と思わせてくれる。 峠のてっぺんから榛名湖半迄の下りは雨に濡れた道路だとブレーキの効きが悪いのでそろりそろりと下り、榛名湖レストハウス脇の駐車場に到着、榛名湖を眺めているうちに降っていた雨が上がり、空を見ると厚い雲の間に青空が見え隠れする部分が出て来ていた。 取りあえず、雨が時折ぱらつく榛名湖を1周して本日の榛名山来訪を終えた。

 

ルート:

 6月28日 午前 8時31分 出発
記 録 データ 単 位
時 間  1:33:33 時:分:秒
距 離   21.05km

平均心拍数 148 bpm
最大心拍数 163 bpm
平均速度 13.5 km

最大速度 41.4 km

平均ケイデンス  62rpm
最大ケイデンス  95 rpm
平均出力  181.1  Watt
最高出力  425.8  Watt
最低高度  223 m
最大高度 1096 m
獲得標高  965.2 m
高度ロス   93.2m
最大傾斜 19.2゜
最低気温 18.4 ゜C

平均気温 20.2 ゜C
最高気温 22.8 ゜C

消費エネルギー
(GC)  930.9kj
TSS(GC)  86.4

IF(GC) 0.74
最大ペダリング効率 73.0 %
平均ペダリング効率 43.9 %

 

高崎市役所榛名支所の駐車場 朝8時だと誰も居なかった。

 

 

榛名支所を出て直ぐの所にハルヒルスタートの看板が道路脇に立っている

 

 

 

榛名湖半に到着したところ、目の前が榛名山、通称榛名富士

 

峠から榛名湖に降りてくる所、自分の他に雨の中を湖畔道路を走るロードが1台居た。 物好きは何処の世界にも居るらしい。

 

麓に降りて来て「招きの湯」という温泉で汗を流した。 駐車場から見上げた榛名山。 麓に降りたら気温は32℃だった。 雨が降っていたお陰で終始20℃程の気温で走れたことは楽で良かった。