ヴィヨンの妻 ~桜桃とタンポポ~


◆ストーリー◆
小説家の大谷は夜な夜な飲み屋に通い、金に困った挙句に小料理屋椿屋から5千円を盗み出す。妻の佐知は警察沙汰にしないよう店主に頼み、代わりにとそこで働きだす。盗んだお金は大谷の愛人が用立てるものの、懲りずに飲みに出歩く。
佐知はその美しさから椿屋で人気を得ていたが、大谷は一人の客との仲を疑いだす。大谷は嫉妬と精神的な弱さから愛人と逃亡し、心中を図る。


◆感想◆
浅野忠信がすごい。ダメっぷりが前面にでつつも、どうしてか恨めない大谷を見事に演じている。あくまでも主演は松たか子だと思うが、今回は寄り添う感じの役だったので浅野忠信がメインに思える。
自殺未遂に終わった大谷と秋子。佐知と秋子は警察署ですれ違うが、秋子の勝ち誇った顔ったら、もうこっちが腹が立つほどだった。
佐知は払えない弁護料のために、体を要求されるようわざと口に紅を引く。佐知も大谷も本当は一途な思いをもっているくせにうまく絡まないもどかしさ。二人は結局元鞘に戻るのだが、また同じことを繰り返すであろう。でもお互いにきることはできないのに傷つけあう、ラストは哀愁ある街並みを背景に悲しさが溢れていた。
★×7


追記:

改めて考えてみると、佐知が口紅をつけたのは覚悟を決めるためだったのかもしれない。

レッド・オクトーバーを追え!


ストーリー
冷戦時代のソ連。ムルマンスクから原子力潜水艦レッド・オクトーバーが出航した。船長ラミウスは国からの本来の指令を無視し、艦を前進させていた。
CIAはソ連の不審な動きに注視しつつ、レッド・オクトーバーの後を追う。アナリストのライアンはこのレッド・オクトーバーのミッション加わることになる。
潜水艦の行方とラミウスの目的は・・・レッド・オクトーバーを巡っての攻防が過熱していく。


感想
U-571を見て潜水艦の戦いはこんなにも面白いと感じたが、本作を見てそれは確信になった!潜水艦ものに外れなしと思わせてくれる。
ストーリーは定番のアメリカロシアものだが、地名や人名や専門用語が飛び交うので最初は混乱する。誰が誰を狙っているとか一発ではわからないのがややこしかった。
レッド・オクトーバー、CIA、ダラスそれぞれの目線で描かれているので2時間超えだけど全く退屈しない。そしてなによりショーン・コネリーの存在感。いるだけで物語るとはこのこと。
潜水艦ならではの赤いライトがまた緊迫感を高めていた。魚雷の攻防戦はやっぱりわくわくする。手に汗握ります。
★×8


メモ

ショーン・コネリーは2011年で俳優業を引退したらしい。(そういえば最近見てなかった)

見た映画をMovie Walkerで管理してます。

昔見て面白かったけどもう忘れかかってるなぁという映画をピックアップしてみました。

ざっと30本。

映画にはまったのが高校生の時なのでもう15年の前。

今見たら面白くないって思うものもありそう。

逆に昔あんまり好きじゃなかったけど今見たら感じ方が違うかもって映画もあるはずなんだよね。


時間がもっとあればなぁ・・・。

アルカトラズからの脱出


ストーリー
フランクはアトランタ刑務所からの脱獄に失敗し、アルカトラズ刑務所に移送された。アルカトラズは過去に無時に脱獄できた者はいなかったが、フランクはここでも脱獄を考えていた。
独房の通気口から脱出できると考え、3人の仲間と共に脱獄を計画する。


感想
公開されたのは1979年。今まで脱獄ものは何本か見てきていたので、脱出方法に斬新さは感じなかった。15年前に見るべき映画だったかもしれない・・・。
ただ、音楽などの演出はあえてしていないようで、息をのむような緊迫感はあった。
★×6

ストーリー
ハンナは父のエリックと北極に近い森に二人きりで住んでいた。外界からは遮断され、狩りと格闘能力を磨く毎日。辞書とグリム童話だけがハンナの楽しみだった。
外に出たがるハンナにエリックはある決断を迫る。このスイッチを押せば外に出ていける。だがそのためにはマリッサという人物を殺すか殺されるか、だと。ハンナはマリッサと闘うことを選び、装置のスイッチを押す。ドイツのベルリンで落ち合うことを約束し、父は先に家をでる。
装置の信号に気づいたマリッサは元CIAだったエリックを異分子だといい、家に刺客を送り込むのだが・・・。


感想
暗殺者ものと言えばやはりニキータ。(もちろんレオンは永遠のナンバーワンですが・・・)ハンナはもちろん強いと思う。だけどだけれども、やはり暗殺者はただ格闘が強いだけではだめで、相手を欺き、知能で戦うことも必要。だからハンナは暗殺者としては半端な印象だった。
白銀の世界は素敵だったし、ハンナも魅力的だった。だが致命的な矛盾が残る。なぜ二人は生きていることをわざわざマリッサに知らせる必要が?このまま二人で外界にでればいいのに・・・。自分なりの解釈としては、1.母の敵であるマリッサを殺さない限り次に進めない、2.外界にでるにはハンナに全てを教えなければいけないという使命感から。とにかく、その点の説明が全くなかった。私が見たのが多分カットされているTV放送だったからだろうか・・・。
結局ハンナは真実を知ることができないまま終わる。続編がありそうな予感。
もやもや感は残るがそれなりに楽しめたので★×7

メモ
キャッチコピーでレオンとニキータの名前をだしていたので、リュック・ベッソンが絡んでいると思いきや・・・全く関係なかった!
他の映画の名前だすのやめてほしい。