一昔前、
何かしらの情報を知る手段というのは、
人からの口コミ、TV,雑誌、ラジオ、本...
そんな感じでした。
その中でも
広く大衆に知らせる事の出来る、
TV、ラジオ、新聞社などの
いわゆるメディアを操る側には
これらには絶大な力があります。
その、報道の仕方
情報の出し方、
見せ方いかんで
企業の売り上げを大きく変え、
人一人の人生を簡単に簡単に変えるくらいの
影響力があるからです。
企業においては、
TVなどの、その広告力というのは、
営業利益を簡単に引き伸ばすことに直結します
僕の先輩に、
個人でラーメン屋さんをしてる人がいます。
その人は
新しい新メニューとして、
「汁なし担々麺」というメニューを開発しました。
僕も食べましたが、
ラーメン好きで、ラーメンの味にはちょいとうるさい僕でも
絶賛してしまう味でした!
店内のテーブル、壁に
【おすすめの新メニュー】として張り出し。
店の外のおき看板にも告知、
駅前には縦3メーター、横4メーターはあろう大きな看板をだし、
(こちらはメニューなしのお店の紹介のみ)
月々3万円のレンタル料を払っているそうです。
そこでなのですが、
味には自信ありのはずの「汁なし担々麺」が
なかなか注文されなかったのです...
当たり前ですが世の中そんなに甘くないです。
ところがある日
地元ローカルの
1時間のラーメン番組に出る事になったのです。
そこでは、
20店のラーメン店が紹介され、
先輩の店もそれに出たのです。
そのラーメン店が放送された時間は
2分16秒、
その中で紹介したのは
新メニューの「汁なし担々麺」
そこに支払った
番組の出演料は5万円
放送翌日からどうなったと思いますか?
もう予想できてましたよね?
そうです。
客足が倍、いや3倍のお客さんが訪れ、
来る人来る人、みんな「汁なし担々麺」を注文!
その後1カ月は、
忙しく「汁なし担々麺」の嵐だったのです。
それまでは、
3万円の看板を出し、
お店の中で【おすすめメニュー】として出して、
注文の際にも、
「今おすすめのメニューなのですが...」
という具合にすすめつづけたにも関わらず、
なかなか注文をいただけなかったのです。
ところが
放送終了後、
営業などしなくても、「汁なし担々麺」が炸裂!
その後も
今度は口コミのせいか、
コンスタントに注文がはいるそうです。
わかりますか?
たった2分16秒取り上げられただけで
しかも、ローカルな地元の番組でです。
売り上げから考えれば、
たった5万円支払っただけです。
逆に、
もしその番組出演料5万円を惜しんでいたら...
一体どうなっていたでしょう?
あなたも気づいていると思います。
世の中お金を使わずに生きるなんて事は不可能ということ
ただ、どうゆう意図で、
どこにお金をかけるかの方がとても重要...
それこそが、投資というものです!
勿論、
お金は貯める事だって大事ですが、
それ以上にどこにお金をかける事がいかに大事か?
です。
それと、
TVというメディアの強力さです!
TVに流れる映像というのがどれ程人に情報を与えるか?
冷静にかんがえるとTVというのは、
映像を使いストーリーを考え、
放送に前には【美味しいラーメン特集】という形で、
CMを流し、【ラーメンに興味のある人】に呼びかける
【美味しいラーメン特集】というコピー
つまり、
その番組の内容ズバリのタイトルをかかげ、
そこに、興味のある人にみてもらえるように仕向ける。
番組放送時には
しっかり【ダイレクトレスポンスマーケティング】を完成させてます。
番組自体が
その番組の意図した
視聴者がみるように仕向けてあるのです。
そこまで作りこまれているからこそ
たった2分16秒で圧倒的な結果をもたらしたのでしょう...
より信用度の高い
情報を提供できる場を設ける。
そこに、
自分が提供したい内容を
コピーを駆使してダイレクトに伝え、
興味をもってくれた方に
さらに深堀した内容を伝える。
今回の先輩のラーメンの例で言えば
看板とは、
見る人がみれば気づくかもしれませんが、
以外に目にはいらないものです。
それを考えれば、
ただ看板の様に情報を出すのか?
TVの様に、
戦略をもって情報をだすのか?
今は誰もがインターネットを利用して、
情報を出せる時代...
目的意識をしっかりもった情報発信をこころがけましょう!