本年から不定期ながら経営者に必要な経営哲学・思想・名言などを学ぼうと思います。
私たちは経営者たる前に、一人の人間として正しく生きていかなければならないと思います。
偉人たちの言葉から学び、皆様の琴線に触れれば幸いに思います。
 
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先人の名言・経営哲学・経営思想に学ぶ
 
「経営者が経営を進めていく上での心がまえとして
 大切なことはいろいろあるが、いちばん根本になるものとして
 私自身が考え、努めているのは素直な心ということである」
 
                   ~松下幸之助さんの「実践経営哲学」~
 
 
この素直な心とは、とらわれない心のこと。
利害、感情、知識、先入観にとらわれず、ありのままに
物事を見ようとする心のことです。
 
我執や自惚れを捨て、謙虚にこの心を持つことができたなら、
取引先、上司、同僚、部下、家族、親類、地域の人、
その他コミュニティの人達から様々な意見をもらい、
大局が見えるようになるのではないか。
 
そのように心がけることにより、物事の実相が見えてくるのではないか。
と言われています。
 
また、
 
「経営というのは、天地自然の理に従い、世間、大衆の声を聞き、
 社内の衆知を集めて、なすべきことを行っていけば、
 必ず成功するものである
 
 (中略)
 
 しかし、そういうことができるためには経営者に素直な心が
 なくてはならない」
 
こう語っています。
あなたは「素直な心」を持てているでしょうか?
自分が正しい、自分は偉い、という心を持ったまま、
人間というのはなかなか素直な心は持てません。
 
素直になって、周囲の人の声を聞き、あらゆる衆知を集め、
仕事をしていきたいものです。
 
経営の神様松下幸之助さんから学ぶものは沢山あります。
これからも紹介していきますのでお楽しみに!
 
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