以前、小6実力テストの社会の問題について書きましたが、今回も社会の問題のことを…。
  
 
左から、ペルーのマチュピチュ遺跡、インドのタージ・マハール、エジプトの三大ピラミッドです。いずれも世界遺産に登録されていて、有名なものばかりですね。
さて、近年は、実力テストに世界遺産の写真を使った問題がよく出題されます。上の写真も過去に出題された遺跡のものですが(ただし写真は同じものではありません)、子供たちにとっては結構難しかったようです。さすがにピラミッドは皆知っていたようですが、タージ・マハールは「見たことがあるような気がするけど、何かわからなかった」、マチュピチュにいたっては「見たことない」なんていう声も。
意外なものを子供たちが知らないことに気づいて、驚くことがあります。たとえば、日本各地の名産品。過去に出題されたものから挙げると、広島のカキ(牡蠣)や紅葉饅頭、広島焼き、香川の讃岐うどん、鳥取のカニ、山口のフグ…。意外なことに、苦戦した子が少なくなかったようです。大人にとっては常識でも、子供にとっては、勉強すべき知識なんですね。我々も、小学生の時には同じだったはず。大人になるまでに、結構沢山のことをおぼえてきた、ということでしょう。
こんな、まあ、クイズのような出題への対策ですが、一朝一夕というわけにはいきません。テレビのクイズ番組とか、海外情報をレポートする番組なんかをよく見ていて、いろいろと雑多な知識を仕入れている子なんかは有利だと思います? われわれも、多くはテレビを通じて知ったのではないでしょうか? そう考えれば、テレビを見るのにも、効用があるわけですね。もっとも、弊害もあるでしょうが…。