附小から令和3年度の連絡進学の推薦条件および実力テストの日程が発表されましたね。今年は実力テストや推薦条件に大きな変更があるかも…と少し不安だったのですが、テストの日程以外は例年通りのようです。

 それでも安心はしていられません。今年の第1回実力テストは7月19日(月曜日)・20日(火曜日)とのこと。2ヶ月以上延期されてしまっていますから、生徒たちの勉強のペースがくずれてしまうのが心配です。また、テスト範囲はまだ発表がありませんが、日程が延びた分、6年生の内容が入るなど、範囲が広くなることも十分考えられます。けっこう対策が大変かも…。あと一月ちょっと、気が抜けません。

 さて、今日書いておきたいことは、「実力テストに向けて、国語の教科書を読みなおしておきましょう」ということ。と書くと、「国語なんて、教科書から出題されないでしょ」と思われるかもしれません。確かに、教科書の中の文章が出題されたことはありません。でも、教科書からの出題が無いわけではないのです。特に、ここ数年、教科書からの出題が増えています。それも、子供たちが苦手なところで。

 たとえば、

 

 ア:花冷え イ:十六夜 ウ:海開き エ:草いきれ オ:風花 カ:からっ風 キ:星月夜 ク:うららか

 

これらは、春・夏・秋・冬のどの季節の言葉でしょう? また、意味が分かりますか?

 これは簡単かな…。では、こんなのはどうですか? 二十四節季の問題。正しい順番に並べかえてください。

 

 春分 立春 雨水 啓蟄 穀雨

 

 どちらも過去の実力テストで出題されたもので、教科書からの出題です。4年生以降の教科書にすべて載っています。教科書には「季節の言葉」というコラムがあって、俳句の季語をはじめ、季節をあらわす言葉がいろいろと紹介されているのですが、ここからの出題が結構あるのです。現在日常であまり使わない言葉もありますし、大人だとなんでもないような言葉でも、子供たちには難しいということも少なくありません。二十四節季なんか、大人でも戸惑うのでは?