こんにちは、タニKです。

 

E. laui 
ラウイ


さあ、いよいよ夏も本番。毎年この季節には苦しめられていますが、今年は負けませんよー!!

 

そんな中で、実生にまつわる小さな奇跡と大きな喜びについてお話ししたいと思います。

 


■日々進化する多肉たちの世界
多肉植物の育成は、まさに毎日が新しい発見の連続。

 

先月植え替えた苗たちが、徐々にその個性を見せ始め、観察する楽しみが日に日に増しています。


特に注目なのが、パープソルムのような遺伝性の強い交配種。小さな段階からその特徴がはっきりと表れ、私の心を躍らせてくれます。

 


■交配について
多肉の交配には、人間社会と同じような"家族"の概念があるんです。


【交配の基本】
・花粉をつけた方:お父さん
・花粉を受けた方:お母さん


一般的には、お母さんのフォルムお父さんの色が継承される可能性が高いんですよ。


例えば:
・コロラータの交配種:小さな頃からコロラータの特徴を持つ
・チワワエンシスの交配種:幼い段階でもチワワの特徴が顕著


これらの苗が、どんな完成株になるのか。私の期待は日々膨らむばかり。

 


■輝く未来を予感させる苗たち
すでに特徴が見られる苗も続々と出てきています。


【注目の苗たち】
・チワワエンシスの交配:広い肩を持つ苗
・スブリギダの交配:フリルが出てきた苗
・セダベリアの交配種:小さな段階からぷくぷくと可愛らしい


これらの将来有望な苗には、早くも目をつけています。これからの成長が本当に楽しみで仕方ありません。

 


■経験が育む"タニKオーディション"
とはいえ、実際に完成株になるまでその真価はわかりません。

 

突然、とてつもない輝きを放ちだすポテンシャルの高い子も出てくることが多いんです。全ての苗から目を離さず、より一層の愛を注いでいきます。


そして、そんな全ての苗からの中から、厳正なタニKオーディションを潜り抜け、全国のタニラーの皆様のご自宅で可愛がってもらえる存在になってほしいです。

 

私の見る目が間違っていないと信じつつ、今後も育成を続けていきたいと思います。

 


■交配の奥深さと観察の重要性
多肉植物の交配は、一見単純に思えるかもしれません。でも、皆さんお気づきのように実際は、多くの工夫と観察が必要。


特に苗が小さな段階でその特徴を見極めること。これには:


・苗の健康状態
・成長速度
・遺伝的な特性


などを総合的に判断する力が求められます。この力を磨くには、日々の観察と経験しかないといっても過言じゃない。

 


■暑さもしのぐ、多肉の成長と喜び
この実生日記を通して、皆さんにも実生の奥深さと楽しさを感じていただければ幸いです。


多肉の育成は、日々の小さな発見と喜びの積み重ね。その一つ一つが、育成の楽しさを倍増させてくれます。


こんな暑さに負けず、これからも多肉との素晴らしい日々を、皆さんと共有していきたいと思います。


tmby houseは、愛と情熱を込めて、最高に輝く多肉たちを育て続けます。エケベリアたちと共に、美しい未来を紡いでいきましょう。


次回のブログをお楽しみに。
tmby houseより、感謝を込めて。タニK

 

 

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