こんにちは、タニKです。

 

 

いつもブログを読んでくださってありがとうございます。

 

 

早速、多肉の実生について、学びや発見のシェアいたしますね。


今日は、実生の発見から学んだ多肉植物の生命力についてです。

 



実生をしていると、一斉に発芽した後で、遅れて発芽する苗がいくつかあることに気づきました。

 

 

最初に発芽した苗たちが元気に育っているのを観察していると、ふと後から小さな芽が顔を出すんです。

 

 

しかも、1度や2度ではなく、何度も...


ずっと、「なぜ発芽のタイミングがバラバラなのか?」不思議に思っていました。

 

 

しかし、ある日、ある生産者さんが話している動画を見て、その疑問が解けました。

 

 

 

多肉植物の種子は、一斉に発芽はするが、何かしらの全滅リスクを避けるために、発芽のタイミングをずらす生存戦略を持っているのだそう。

 

 

咲き誇っていくために一生懸命な多肉たち。なんと健気な植物なんでしょう。


この現象は、多肉たちが長い年月をかけて学んできた生き残り戦略の一つだと知り、自分が育てている苗たちが、このように自然の厳しい環境に適応するための知恵を持っていることに、感動すら覚えました。

 

 

私たちが日々見守っている多肉たちも、こうして生き延びるための学びを続けているのですね。


これからは、なかなか発芽しない種も諦めずに待ち続けてみようと思います。

 

 

きっと遅れて発芽するグループがいるはず。その瞬間を見逃さず、長い目で多肉植物たちを見守りたいと思います。

 

 

皆さんも、どうか気長に見守ってあげてくださいね。

 

 

E. agavoides 'Ebony'(アガボイデス エボニー)

 

 

最後に小話を一つ

 

 

南アフリカの乾燥地帯に生息するリトープスは、雨が少ない時期に発芽を遅らせることで、限られた水資源をより効率的に利用するように工夫しているそうです。

 

 

それぞれの生存戦略を理解することで、効率的な発芽のヒントになるかもしれませんね。

 

 

引き続き、実生実験をすすめていきます。それでは、また。

 

 

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