日本タイマッサージ連盟理事長エッセイ★人生は楽しんだモン勝ち!



先月、東京都足立区で発覚した書類上111歳とされて来た男性が実は自室で30数年前に死亡し、家族らが口裏を合わせてこの事実を隠し、高齢者祝い金や年金などを詐取していた事件。


この事件がきっかけとなり全国的に、書類上の高齢者であるが実際は所在不明者が出るは出るは。


民間の調査では、今日現在100才以上の所在不明者が242人を数えるという。


所が、先週、三重県熊野市で次男と暮らしているはずの82歳の女性に、親戚が何度連絡を取ろうとしても取れず警察に通報。警察の調べで同居しているはずの次男が、2年ほど前から実母に食事を与えず、死亡させていたことが判明し、保護責任者遺棄致死容疑で逮捕された。



当初は100歳以上の高齢者の所在不明が問題視されていたが、熊野市の事件をきっかけに調べて見ると70代、80代でも所在不明のケースが多々あることが分かってきた。



高齢者の所在不明者は大きく分けて3つのケースがある。


1)行旅死亡人 いわゆる行き倒れの身元不明人。身元不明の自殺者もこの中に入ると。2009年度の民間調査では、1095人。



2)身元不明死者で警察庁が掌握している数字が、同じく2009年度で1135人。



3)家族からの申立で家裁が死亡したとみなす「失踪宣告」をした数、同じく2009年度で2234人。そのムカシの流行語で、人間蒸発なんて言われていたものだね。



これらについて民間調査では、但し書きがありホームレスになったり、偽名で暮らしている可能性はあるものの、経済的、体力的なものを考えると、行旅死亡人になっていると推測されるケースは多いのではないかとしている。


所が、たまさか、7月8月と高齢者の所在不明が取りざたされて、世間の耳目を集めているが、実は行政では高齢者の所在不明問題がある事はかなり以前から掌握していた節があるのだ。


所が、所在不明者の実態調査に乗り出す自治体と全く手を付けない自治体とに分かれるのだ。


数が甚大で、底が見えない。一度あけるととんでもないことになる「パンドラの箱」だというのだ。


人間が消えているのにそんな悠長なことを言っていていいのだろうか?


そこで世間の大方の顰蹙を恐れずに言わせて貰えば、この問題の解決には筆者のアイデアは第一回目の年金受給時に、年金受給者全員にマイクロチップの埋め込みを法制化するのも一案ではないか。年金に関係なく、70歳の誕生日とかでもいい。高齢で運転免許証返上の時とかでもいい。


こういう話をすると、人権はどうなる、とか為政者による民衆の管理強化だとか怒りだす人もいるかもしれぬが、上記の3つの所在不明者のケースに自分が入りたくなければ、高齢者になったら、所在が常に誰かに知られていた方がいいのではないのか。


細る家族の絆。弱まる地域社会の連帯。これらの世相が一方では、高齢者の所在不明問題、他方では乳幼児虐待死問題に繋がっているのは明白だ。アナタが当事者にならないとは、アナタ自身も含め誰にも保証できないのだ。


もう二度と、あの「ALWAYS三丁目の夕日」の世界には戻ることは出来ないのだから・・・


今日は幸せそうに家族に囲まれていても、明日の自分は誰にも分からない。家族の絆も金次第。パートをさせなくていい位、家に入れないと妻もやさしくしてくれないし、おこづかいをたっぷりはずまないと孫も遊びに来てはくれないよ。勿論、金だけがすべてじゃないけどね・・・



リアルの世界は森繁久弥が演じていたホームドラマのようにはいかない。


(画像イメージは高齢者を示したもので、登場人物は記事内容とは関係ありません)




Author 田中幹章(C)initially written on 17th Aug.,2010.Imitation of this essay prohibited.



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