日本タイマッサージ連盟理事長エッセイ★金儲けとS■Xは健康でなければ出来ない★



事実関係はこうだ。

和歌山県太地町に古くから伝わる伝統的なイルカ漁を批判的に描いたアメリカのドキュメンタリー映画『ザ・コーヴ』 の国内上映が、一部で中止に追い込まれた。



映画の内容が反日的だと批判する団体が、映画館に街宣活動を行う
などと予告したためだ。また、実際配給元の社長宅や事務所に対し抗議活動が
行われた。一方、これらと別の映画館では、卑劣な威嚇には屈しないという姿
勢を示し、開催を決めたという。

6月22日付読売新聞社説の論調はこうだ。

こうした勇気(威嚇には屈しないという)を国民が支持することによって、

自由で多様な言論は守られる。内容がどのようなものであれ、公序良俗に反しな
い限り映画という表現の自由は、最大限尊重されなければならない。と説く。

これに対する私の見解はこうだ。

誰に聞いても、言論弾圧が好ましいなどと答える奴は、私も含め現代の日本にいるはずはない。

そういう誰もが反対するはずもないと思われる選択肢のない問いかけで、自陣に

世論を誘い込む一方的な主張=こうした威嚇には屈しないという勇気を国民が

支持することによって、自由で多様な言論は守られるという、は木を見ずして森を見ていない、我田引水の主張である。



報道業界だからか、このイルカ漁の問題を『自由な言論』を守れという論調で結論付けているが
その前に、盗撮は隠しようもなく、手法に問題があると社説内でも認めている
し、この映画の公開によって和歌山県太地町の漁師の生活権が脅かされることにまず言論の自由を論ずるのと同等のスペースを割いて言及すべきではないの
か。



読売新聞は漁師の生活が脅かされることには一片の配慮もせずして
言論の自由を標榜しているが、私の先述した、木を見ずして森を見ているとし
たのはこの事である。我田引水としたのは、アナタが地元の生活密着型の和歌山の地方紙ならこうは書かなかったろうということだ。



一般庶民の生活感覚と乖離したことを、読売さんには言ってもらいた
くはないナ。片手落ちという目線からは、今回ばかりは違和感を覚えた



originally isuued on 27th June,2010