米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古への移設計画で、沖縄防衛局は1日、米軍キャンプ?シュワブ内の移設予定地にある建物の解体工事を始めた。昨年末に仲井真コービー 9 エリート (エアジョーダン )多(ひろかず)知事が辺野古の埋め立てを承認して本格化した移設作業で初めての工事。埋め立てに先立つ作業で、普天間に代わる新たな基地建設に事実上着手した。
移設計画の浮上後、防衛局は数年前からシュワブ内で兵舎の整備などの工事を進めてきた。防衛局は今後、月内にも海上21地点でのボーリング調査などを始め、移設作業を進める計画だ。