チタンチューバー作ってみました!
とは言ってもシャーシはアルミで作ってますが・・・
今回は怒涛のスケジュールだったため中間経過は無しです
インストール開始です
今回はペラシャとタミヤの強化デフロックも合わせて交換
ホーシングステーションのおかげで上記のようにリンクはそのままでバラせます
どうでしょうか!
前作のAX-10とは違う形にしたかったので王道を攻めてみました
ハスラー風ですが自分らしさが出てるかな
ヤラしく無い程度に焼け色を付けてみました
流石にΦ4のチタン丸棒をベンダー無しの手曲げだと中々左右対称とは行きません
まぁそれも味があって良いかな
フロントショックがボディにマウントされてる方がカッコいいなぁ
そう思って作ってみました
深い思惑はありません
2年ぶりのTiG溶接、やけどするはビード垂れまくるはで・・・
プロが見たら素人溶接なのが一発ですね(笑)
昔取った杵柄
いやいや、雀百まで踊り忘れずですね
干渉は無いようです
チタンは高い!
そういうイメージがありますがそうでもないんですよ
ここでチタンの利点を述べてみます
今回使用したチタンは1種(純チタン)です
よく宇宙、航空、レース業界で持てはやされる64チタン合金は高強度で
高価ですが純チタンは強度も落ちますがそこまで高くはありません
引っ張り強度も無く靭性が大きい
なので純チタンは構造材には向いていません
ネジに使われているのは殆ど55か64チタンです
※数字はアルミとバナジウムの混合比率
しかも常温では全く錆びない
ちなみにステンレスは錆びにくいというだけで錆びます
加工性も条件や刃具の選定次第でSUS304よりも遥かに良好です
溶接は鉄やステンレスと同じように・・・とは行きませんが
TiG溶接であればバックシールドを利かせればステンレスよりも溶接しやすいです
ただ、酸化が酷いとクラックの原因になります
重さですが以下の通り
鉄(SUS):チタン:アルミ=3:2:1
つまり鉄のΦ3で作るのとチタンのΦ4で作るの物の重量がほぼ同じということです
事実、AX-10のチューバーがΦ3の鉄の棒で作ったのですが165g
今回のΦ4チタンチューバー仕様が118g
単純に比重が低いだけではなく強度が高いので
同じ強度を出す為の(肉厚)体積が抑えられるわけですね
F1やmotoGPマシンのEXパイプがインコネルですが鉄よりも
比重が高いのですが耐熱強度が保たれるので薄く作れるという訳です
前置きが長くなりましたが純チタンは手で曲げることが出来て、溶接性も良く、
錆びない、焼け色が綺麗とHOBBYにはもってこいの材料なんですね!
え?値段?
趣味にコストは関係無いっしょ!
明日は昼過ぎに用宗に行きます