【日本代表メダル数確定】ミラノで躍動
史上最多メダル24&最多タイ金5、歴史的ラッシュ
…量産スノボとフィギュアはお家芸に
ミラノ・コルティナ五輪のクロスカントリースキー女子50キロクラシカルが22日に行われ、
今大会の日本勢のメダル数が確定した。金5、銀7、銅12で合計24個のメダルは冬季史上
最多に。金5も1998年長野に並んで最多タイとなった。
日本勢のメダルがフィギュアスケート女子の荒川静香の金のみだった2006年トリノから
20年。同じイタリアで、日の丸を背負ったアスリートが連日、列島に感動を呼んだ。
スノーボードは男子ビッグエア・木村葵来、女子ビッグエア・村瀬心椛、男子ハーフパイプ
・戸塚優斗、女子スロープスタイル・深田茉莉と4つの金を含むメダル9個と量産。フィギュア
スケートのペアでは三浦璃来・木原龍一組が、日本初の金メダルを獲得した。フィギュアは
団体銀、男女で銀銅のダブル表彰台で、計6個のメダル。スノーボードとフィギュアは、日本
のお家芸といっても過言ではない。
ノルディックスキー男子ジャンプの二階堂蓮は個人ラージヒルで銀、個人ノーマルヒルと混合
団体で銅と計3つのメダルを獲得。スピードスケート女子の高木美帆は500&1000メートル、
団体パシュートで銅となり、メダル数を通算10個とした。
【ミラノ・コルティナ五輪メダル獲得者】
■金メダル
スノーボード男子ビッグエア 木村葵来
スノーボード女子ビッグエア 村瀬心椛
スノーボード男子ハーフパイプ 戸塚優斗
スノーボード女子スロープスタイル 深田茉莉
フィギュアスケートペア 三浦璃来、木原龍一
■銀メダル
スキージャンプ男子ラージヒル 二階堂蓮
スノーボード男子ビッグエア 木俣椋真
スノーボード男子スロープスタイル 長谷川帝勝
フリースタイルスキー男子デュアルモーグル 堀島行真
フィギュアスケート男子 鍵山優真
フィギュアスケート女子 坂本花織
フィギュアスケート団体 三浦璃来、木原龍一、吉田唄菜、森田真沙也、坂本花織、
鍵山優真、佐藤駿
■銅メダル
スキージャンプ男子ノーマルヒル 二階堂蓮
スキージャンプ女子ノーマルヒル 丸山希
スキージャンプ混合団体 二階堂蓮、小林陵侑、丸山希、高梨沙羅
スノーボード男子ハーフパイプ 山田琉聖
スノーボード女子ハーフパイプ 小野光希
スノーボード女子スロープスタイル 村瀬心椛
スピードスケート女子1000メートル 高木美帆
スピードスケート女子500メートル 高木美帆
スピードスケート女子団体追い抜き 佐藤綾乃、堀川桃香、野明花菜、高木美帆
フリースタイルスキー男子モーグル 堀島行真
フィギュアスケート男子 佐藤駿
フィギュアスケート女子 中井亜美
(以上 THE ANSWERより)
冬季五輪もいよいよ閉会式を残すだけになりました。
これで日本代表のメダル獲得数も確定し、金5、銀7、銅12で合計24個は冬季五輪史上最多、
金メダル5個は史上最多タイとなりました。選手の皆さんの健闘に拍手を送りたいと思います。
終盤戦で目立ったのは女子フィギュアスケートと女子スノーボード勢ですね。
まずフィギュアでは坂本花織選手が銀、中井亜美選手が銅メダルを獲得、千葉百音選手も
4位入賞とお家芸ぶりを発揮。優勝したアリサ・リウ選手が完璧な演技を見せて会場を
魅了し逆転を許しましたが、日本勢も負けず劣らず大健闘でしたね。
坂本選手はコンビネーションジャンプが単独になったのが残念、あれがなければ金メダル
でしたね。今後は引退して指導者の道に進むようですが、日本勢のムードメーカーとして、
また誰からも好かれる人格者なのできっといい指導者になれるでしょう。最後に金メダルを
獲らせてあげたかったですね。
中井選手は冒頭のトリプル・アクセルを決めて波に乗るかと思ったのですが、金メダルの
重圧からかその後のジャンプに細かいミスが出て、大魚を逃してしまいました。
坂本選手が退いた後は、同級生ながら年齢制限で出場できなかった島田麻央選手やメダル
まであと一歩だった千葉選手とともに日本女子フィギュア界を引っ張って行ってくれるで
しょう。
演技後に見せたこの表情が可愛くてたまりませんでしたね(^_-)-☆
スノーボード女子スロープスタイルでは19歳の深田茉莉選手が3回目に完璧な滑りを
見せて逆転で金メダル。個人的には銅メダルの村瀬心椛選手が最後に逆転したかと思い
ましたが、ここが採点競技の難しいところ。得点結果を見ると最初のスロープのところで
少し早く落ちていたのが減点されて、深田選手と2位の選手に劣ることになりましたが、
見せ場を作ったという点では彼女が一番だったのではないでしょうか。
若い二人が同時に表彰台に上がれてよかったですね。
その他では冬季五輪で通算10個のメダルを獲得した高木美帆選手。得意の1500mで残り
1週までトップタイムでしたが、最後に力尽きて6位。一番金メダルに近いと言われていた
種目で獲れなかったのは残念ですが、パシュートでも銅メダル獲得に貢献してかなり疲労
が溜まっていたのでしょう。そういう点では個人種目に専念させてあげたかったかも。
それにしても凄い選手です。
ノルディックスキー複合の渡部暁斗選手も印象に残りました。五輪3大会連続メダル、W杯
通算19勝を誇る日本複合界の第一人者の渡部選手も今大会をもって第一線から退くことに。
メダル獲得、入賞はなりませんでしたが、最後まで全力を尽くして戦いました。
本当にお疲れさまでした。
今大会は深夜の放送がメインで最初はそんなに観ないかなと思っていましたが、日本勢の
大躍進に途中から眠い目をこすりながらテレビにかじりついていました。
ニューヒーロー、ニューヒロインの誕生、レジェンドの活躍、会場の美しい風景、悲喜こも
ごもの表情など五輪は見応えがありますね。力を発揮できた選手、発揮できなかった選手、
天候に左右されることもあってなかなか思い通りにはいきません。運も味方につけた選手が
結果メダルをとるのでしょうが、全力を尽くして戦ったすべての選手に拍手を送りたいと
思います。



