G７ 広島サミット
原爆ドームは、第2次世界大戦末期に人類史上初めて使用された核兵器により、被爆した当時の姿のまま立ち続ける。時代を超えて核兵器の廃絶と世界の恒久平和の大切さを訴える。
１９日に核兵器を持つ米、英、仏を含め、G７の首脳が初めて被爆地広島に集まる。ロシアと中国の姿がないが、インド、豪州、韓国など８カ国も招待される。
広島出身の岸田文雄首相は人類滅亡も招きかねない核兵器廃絶に一歩でも踏み出すことができるのか、議長を務める首相はまさに正念場でその手腕が問われる。
出席した各国の首脳たちは、被爆の状況や、被爆者の声を聴き、再び過ちを繰り返さない誓いを明確に発するよう求めたい。
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