JR東海の山田佳臣社長は30日、都内で記者会見し、2045年に全線開業を予定しているリニア中央新幹線(東京—大阪間)計画について、「出来る限り早い時期に大阪まで完成させたい。完全に(東海道新幹線の)バイパス機能を持つことが目指すべき方向」と述べ、前倒し開業に意欲を示した。
同社は、27年に名古屋まで先行開業させた後に、大阪まで延伸する計画を掲げている。
また、山田社長は大阪でのリニア駅の設置場所について、「新大阪に結ばないと意味がない」と述べ、東海道新幹線が乗り入れているJR新大阪駅と直結させる考えを明らかにした。
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