岡田克也代表は22日夕、党本部で就任後初の定例記者会見を開き、新体制下で設置した各種本部等について取り組み方針を語った。

 岡田代表は冒頭、「ずっとやっているように会見は基本的にオープンで、一定の要件さえ満たせばどなたでも参加できる形で進めさせていただきたい」とあらためて記者会見のスタンスについて発言。そのうえで「オール民主で取り組んでいくだけの体制ができた。この2日ぐらい、集中して人事構想を練り、関係方面とも相談してきた。『次の内閣』の大臣も含めてセットできて両院議員総会でご報告できたことは非常に良かった」と語った。

 新体制で設置した党改革創生実行本部(本部長・岡田代表、事務総長・枝野幸男幹事長)について、「代表選挙でも発言したが党改革創生会議で決めていただいたことを実行する場となる」と語り、両院議員総会で古本伸一郎衆院議員が指摘した代表選挙のあり方や地方組織との関係なども含め、スピード感をもって党改革を議論していくとの考えを示した。

 共生社会創造本部(本部長・岡田代表、本部長代行・長妻代表代行)については、「長妻さんが代表選挙で主張されていたことを中心に(行う)共生社会創造本部をつくった。これから具体的な人選も進めていくが、参院選までに一つの大きなパッケージとして民主党の大きな旗を作り上げるということで議論していく」「先進国のなか、経済のグローバル化が進むなかで格差の問題が非常に重要になっている。オバマ大統領の一般教書演説でも具体策を出していたが、日本こそが格差社会を乗り越えるモデルになるという思いで長妻さんを中心に私も参加してしっかりとした議論をして政策を作り上げていく」と語った。

 東日本大震災復旧・復興推進本部(本部長・野田佳彦最高顧問)については「従来は玄葉さんに本部長を務めていただいていたが、野田前総理に本部長になっていただくことになった。総理経験者に本部長になっていただくことによって復旧復興の作業が前に進むようにわが党としてもしっかり努力していく」と表明した。

 26日から始まる通常国会については「この国会は非常に重要。経済もあるし安保法制が連休明けに具体的に出てくる。その他、医療など福祉分野でも重要な法案が出てくる見込み。今回作り上げた体制のなかでしっかりと党内議論を尽くして対応していく」との考えを示した。

 戦後70の節目の年に示されるとされる政府の談話、プライマリーバランス黒字化に向けた政府方針、エネルギー基本計画などが夏までに政府から示されるとされていること等を踏まえ、「夏は国会が閉じてしまう可能性が非常に大きいので、積極的にこの国会のなかで先立って議論していきたいと思っている。わが党は論客もたくさんいるのでお互いに手分けをしてしっかりした議論をしていく」と語った。