息子が自発的に行動しないことに、嫌気がさしていたこの時期。
娘の受験と重なっただけでなく、旦那との関係も見直さねばならなくなり、それらは私にとって非常に辛く…
目の前にぶら下げられた課題を一つ一つ『処理』していくことに必死でした。
整体院に入るとき、必ず私を先にいかせる息子。
最近の様子を私に話させる息子。
何をするにも、私に決めさせる息子。
困ってるのは私じゃない。貴方がしなきゃと何度言ってもダメでした。
強行手段。
整体に通うのを一旦やめました。
本人から通いたいと言い出すまで、やめようと思ったのです。
ゲームやスマホも、好きにしたら良い。
風呂にも入らなくて良い。
無職になろうが、昼夜逆転しようが、私の人生じゃない。
ただし、我が家では働かざる者食うべからずと言い続けており、子どもは二人とも一通りの家事はこなせます。
なので、学生の間しか面倒は見ない、高校に行かないなら働いて独り暮らしか、自宅にいるなら生活費を納めること。
タイムリミットは迫ってるのわかるよね?と声はかけてました。
これが良かったか悪かったかは…どうなんでしょうね。
ただ、息子にとっては『楽しい不登校』になりました。
『楽しい不登校』は、文字通り、学校より家にいた方が楽しいってことです。
好きな時間に起き、好きな時間に食べて、面倒な歯磨きや入浴は数日に一回、ネットやスマホ、ゲームもやり放題。
日光になんて当たりませんよ、焼けちゃうもん。
引きこもりです。
いや、私との買い物やプールには一緒に出かけてました。
ごく稀に、お友だちが誘ってくれて出掛けていくときもありました。
…息子はピアノがとても上手な子でした。
繊細な音で、私は癒されていました。
お手伝いもよくしてくれて、私が作るより美味しい料理も作れます。
元々我が家には『お手伝い』という概念がないのです。
やれる人がやれる家事をやる。
これも、良かったか悪かったか分かりません。
厳しすぎたのかもと思うこともあります。
でも、終電で帰宅できればまだ良い方、週一の貴重な休みですら仕事をするような旦那は全く頼りにならず、そのうち単身赴任になり、月に一度帰るか帰らないか…
私に持病もあり、日々刻々と体調が悪くなる中、どうしようもなかったというのは言い訳にしかならないのかもしれませんね。
気づけばパパっ子だった息子は『パパ?は?誰それ?え?帰ってくんの?マジで?帰ってくんなよウザッ』と言うようになり、癒されていたピアノを弾くこともなくなり、料理も洗濯も、ペットの餌やりすらしなくなりました。
ひたすらお布団とお友だち。
暴力を振るうことは小学校のいじめ真っ只中以来ほとんど無くなったことだけが救いでしたが、それでも私は息子から逃げてました。
だって、娘を見ていた方が楽しいもの。
もういいでしょう、私だって一人で頑張ったよ。
もう解放して。