『楽しい不登校』については後述する機会があると思うので、ここでは割愛しますね。

この頃の私たち母子は、私立中ならではの『欠席日数縛り』に怯えきっていました。
 ※息子の中学では、欠席日数が◯日以上になると高校に進めないという校則があります。

結局診断がついたのと同時期に、欠席日数をオーバーしました。
学校は診断がついたことで、態度を軟化。
ゆっくり向き合っていきましょうと言われましたが、リミットまであと一年半ほどしかないのです。
息子は高等部進学を切望しています。
親として何をしてやれるのだろう。

次に受診したのは、漢方薬を出してくれる小児科でした。
漢方のほうが効くかもしれないと考えたのです。
ここは私がかかりつけなこともあり、先生もよく知っている安心感があります。
先生は息子の状態を聞き、すぐに大学病院の紹介状を書いてくれただけでなく、翌日の予約まで取ってくださいました。
よほど私が憔悴していたのかもしれません…

翌日、大学病院へ。
後日、また検査、検査、検査。
診断が変わることはなく、順次薬が処方されていきました。
が、先生がまたまた合わない。そうすると薬も飲まない。
漢方も出ましたが、苦くてオブラートでもダメ。
一度ダメだと二度とダメ。発達障がいの特性です。
医療費助成で無料とはいえ、どんどんたまっていく薬。それはまさに、私や息子のモヤモヤそのものでした。
また、そもそも処方薬は夜眠りやすくするものでしたが、息子は寝付きはよく、昼夜逆転もしていません。
この処方には親子で納得できず、薬が違うと思うと訴えましたが、明確な説明もなく別の薬を出してもくれず、話をしに行くだけ。
信頼関係がどうしても築けず、加えて起立性の症状で午前中動けるわけない息子を、引きずるようにおぶって車に乗せ、無理矢理通わせなければならないストレス。
こちらも半年ほどで通わなくなりました。

このあと、不登校の親の会に一度だけ参加しました。
うちよりもずっと長い間、登校できてないお子さんを抱えるお母さんたちが集まっており、貴重な話がたくさん聞けました。
が、そのなかで、ゲームが好きなら好きなだけやらせた方がよいと、割ときつめに言われたんです。
絶対取り上げちゃダメだよ、と。
でも、それやってるから貴方がたのお子さんは延々不登校で、昼夜逆転してるんじゃないの?という思いがどうしても拭えず…
それ以来一度も顔を出していません。

大学病院が合わないと感じ始めた頃、他の病院さがしをしました。
近所にはもう当たれる医療機関はない、と当時は思い込んでいましたので、整体を中心に探しました。
ネットで自律神経を整える専門のところを見つけ、トライ。
自宅から車で30分ほどの場所にあり、不思議な手法が売りのこの整体(怪しい宗教とかではないですが、本当に不思議な施術をされます)は、私や息子の関係をすこしづつ整え、浄化してくれる役割を持ってくれました。
保険適用外なのが非常に痛いのですが、今でも定期的にお世話になっています。
やっと見つけた、我が家の最初の駆け込み寺でした。

息子の体に重くのし掛かっていた数年分の邪気は、ここできれいに浄化されました。
私のアプローチ次第で息子の身体が驚くほど良くなることも学び、私の子育ては間違っていたと深く反省しました。
もともと仲の良い親子でしたが、本当の意味での信頼関係がこれから築けるとも思いました。

しかし、息子の症状は軽減されません。
学校にも行けません。
本人は行きたいんですよ。やっと出会えた親友とたくさん語りたいんです。
私は、もう別の中学にしたら?高校も通信で良いじゃないと何度も言うのですが、決してイエスとは言いません。
でも朝になると頭を枕から上げるどころか、私と会話すらできません。
毎朝仕事前に食事を運び、水分だけでもとストローで無理矢理飲ませる日々が続きます。


その③に続きます…