小田急は、12/16に2012年3月17日(土)にダイヤ改正を実施、その概要を発表しました。今回は、特に特急ロマンスカーを中心に、かなり大規模な見直しが行われます。


※以下、「土曜・日曜・祝日」を「休日」と言う言葉で表現します。


1・千代田線北千住から箱根湯本へ直通のロマンスカー、メトロはこねを平日にも1往復運転


休日に2往復運転している千代田線北千住から箱根湯本への直通のロマンスカーが平日にも1往復運転されます。まあずっと綾瀬の車庫に日中眠らせておくのも無駄・・・だったら走らせるべき、という事なんでしょうけどw


2・成城学園前に停車するロマンスカーが増える


平日の1往復、休日に2往復あるメトロはこねが、成城学園前に停車します。また、平日に北千住から唐木田へ片道だけあるメトロホームウェイ71号も新規に停車します。これまで、休日のメトロさがみ、メトロホームウェイ、ベイリゾートの1往復のみだった成城学園前のロマンスカー停車が増えることになります。


3・平日夜のメトロホームウェイ41号が10両編成に、43号と合わせて新百合ヶ丘にも停車


平日夜に6両編成だったメトロホームウェイ41号が10両編成になり、メトロホームウェイ43号とあわせて新たに新百合ヶ丘にも停車となります。これでメトロホームウェイ71号とあわせて平日夜のメトロホームウェイは3本全てが新百合ヶ丘に停車することになります。


4・休日のメトロさがみ、メトロホームウェイの時刻を見直し


これまで、本厚木6:44発、北千住21:00発だった休日のメトロさがみ、メトロホームウェイの時刻が見直され、本厚木7:22発、北千住19:43発に変更になります。


これまでは朝早く、夜遅い時間で使いやすかったので少々利用する機会が個人的には減りそうです。


5・有楽町線直通のベイリゾート号は運転休止


有楽町線のホームドア設置工事の関係で、ベイリゾート号は10月から運転を中止しており、しばらくの間運転はされないことが今回のダイヤ改正でも改めて発表されています。


ここまでは主に千代田線から直通するロマンスカーの話題。これだけでもかなり大幅な見直しですが、こんなのはまだ序の口です。これ以外のロマンスカーについてもかなり大規模な見直しが行われます。


6・平日朝


相模大野6:10発、藤沢6:14発のロマンスカーが新設されます。江ノ島線の平日のロマンスカーは片瀬江ノ島8:42発まで無かったので、平日の通勤時間帯には初めてのロマンスカーの誕生になります。


7・平日朝下り


あさぎりのダイヤの見直し(※あさぎりについては後述)で空く新宿7:15発の枠に小田原行きのロマンスカーを設定、また平日に2本だけある本厚木始発の小田原行きのロマンスカー1本が新百合ヶ丘始発に変更されます。


8・平日日中


新宿12:50発の小田原行きのロマンスカーが箱根湯本まで延長、また箱根湯本12:03発新宿行きのロマンスカーが新設、VSEが現在の5往復から6往復になります。


9・平日夕方


新宿から藤沢・片瀬江ノ島へ向かうえのしま、ホームウェイが15時代から22時代まで1時間に1本の体制となり、あわせて新宿の発車時間が毎時44分~50分に統一されます。


また、毎時00分と30分は小田原方面、15分発は唐木田行き(20時代と22時代)、44分~50分は江ノ島方面とダイヤがわかりやすい(江ノ島方面のみ44分、45分、50分と時間によって異なる)ダイヤに統一されます。


10・休日朝


町田6:00発のロマンスカー、相模大野6:26発のロマンスカーが新設され、これまでより大幅に早い時間からロマンスカーが動くことになります。また、新宿7:10発の小田原行きのロマンスカーも新設されます。


11・休日日中


えのしま号、江ノ島線を走るホームウェイが朝7時代~夜22時代までほぼ毎時間帯1時間に1本の体制となります。(新宿発14時代、16時代を除く)


12・休日夜間


新宿発のロマンスカーのダイヤが、00分と30分は小田原方面、40分は江ノ島方面と18時代~22時代まではわかりやすいダイヤとなります。


13・あさぎり号について


あさぎり号は今回のダイヤ改正から、全てが60000形(MSE)6両編成での運転となり、区間も新宿~御殿場間に短縮されます。また平日は3往復(休日はこれまでどおり4往復)となり、停車駅も町田がなくなり、新百合ヶ丘、相模大野、秦野が追加されます。(駿河小山は2往復のみ停車)


14・10000形、20000形が営業運転を終了


このダイヤ改正を持って、10000形、20000形が営業運転を終了となります。後述の5000形、JRの371系と合わせて、ダイヤ改正前日を持って4本の車両が小田急の線路から消えると言う事になります。引退する列車については長くなるので別途記事にします。


ここまでは千代田線と直通する以外のロマンスカーについての話題でした。ロマンスカー2車種の引退、あさぎりの大幅な体制の見直しにどうしても目がいきますが、それ以外にもかなり大規模な見直しとなりました。江ノ島線や朝の本数が大幅に増えたことが特筆されます。続いてはロマンスカー以外の一般列車について。


15・途中駅での分割併合を廃止


数少なく残っていた途中駅での分割併合が完全に廃止となり、小田原始発の急行新宿行きは、急行相模大野行きに変更(相模大野で始発の急行新宿行きに乗り換え)、また新宿から小田原までの最終の急行列車は小田原まで10両で行く事で開成~足柄間が無停車になることから、新松田~小田原間に各駅停車が1本新設となります。


16・小田原~箱根湯本の列車は11番線に統一、基本的に塗装変更の1000形のみの運用に


17・休日の日中に新宿~小田原間を走る快速急行を1時間1本設定


これまで、日中は平日にしかなかった新宿~小田原の快速急行が休日にも設定されます。


18・日中に町田始発の急行新宿行きを1時間に1本設定


17の日中の小田原発着の快速急行の誕生を受けて、向ケ丘遊園、登戸、成城学園前、経堂の利用者への対策か、町田始発の急行新宿行きが毎時1本設定されます。


19・5000形が引退


小田急の長年の顔でもあった5000形が、このダイヤ改正で完全に引退となります。


以上です。本当にこれほどまでに大規模な改正や車両の置き換えはここ数年例がないくらいで、これから3ヶ月はかなり忙しくなりそうですw


引退する車両については別途。