11/5(土)に行われたJFL、横河武蔵野FC対FC町田ゼルビアの試合の感想を。
この試合、JFLに町田が昇格してきてから実現したJFL版東京ダービーとも言える試合ですが、町田、武蔵野と地名が入っていることで、同じ東京都にあるものの、東京の名前を前に押し出すよりは同じ地区でもある多摩の名前を取り、地理的に見れば武蔵野が北側、町田が南側にあると言う事で「南北多摩合戦」と言う名称になっています。
これまでの6試合は武蔵野から見て5勝1敗と成績だけ見れば武蔵野が圧勝しているものの、スコアは全て1点差。2点以上差がついた試合もなければ引き分けもない、ダービーには稀に見る接戦ばかりの試合となっています。
町田はJ2への昇格争いの真っ只中にいるものの、上位勢はSAGAWA SHIGA FCが一歩抜け出し、長野、町田、松本、金沢、ホンダロック、長崎、松本、琉球などが勝ち点差6以内におり、1試合の結果が順位を大きく上げたり下げたりする状況になっています。
町田はスタジアムの問題が残るものの、入場者数やスポンサーなどについては問題はなく、成績面をクリアしてあとはJからの返事待ちと言う形とは言うものの、本音を言えば、スタジアムの問題もクリアしており、来場者、スポンサーもいて、かつ今年は松田選手の訃報もあり、意地でも今年Jに行きたい松本より町田は上の順位にいて、「松本がうち(町田)より下の順位でJに行けて町田はダメなのか」と言う状況に持っていきたい所です。
現在J2は20チーム。J2は22チームになったところで、JFLとの入れ替え戦を行う予定で、残りは2枠。町田と松本が昇格すれば、22チームになるということで、その後のチームは昇格にはその年のリーグ上位+入れ替え戦を戦う事になり、Jリーグ昇格へのハードルが上がることもあり、是が日でも今年度中に昇格をしたい町田。
一方、地域リーグとの入れ替え戦の順位が近い武蔵野。下のチームでは震災の影響で途中参加となり試合数が圧倒的に少なく来季の地域リーグ降格が決定しているソニー仙台、今シーズン限りで成績にかかわらず活動を終了するジェフリザーブズの2チームが自動降格枠を既に埋めているため、残るはチイキリーグ決勝大会3位との入れ替え戦の枠。ここを高崎と武蔵野の関東勢が争っています。ここから抜け出すためにも勝ち点3が欲しい武蔵野。
こんな両チームの対戦、開場前から多くの列を作ったのはアウェイ扱いの町田。ファンも町田側の方が明らかに多かったです。まあ、両チームの平均来場者数に大きな違いがあるので単純に比較はできませんが・・・
さて、試合の方はと言うと結果はスコアレスドローに終わりました。
序盤は町田が一方的にボールを支配し、何度もチャンスをつくるものの得点には結びつかず、一方武蔵野はカウンター、セットプレーとロングパスで裏狙いの戦術が終始徹底しており、町田のミスを突いてあわやというシーンもありましたが、こちらも得点には結びつきませんでした。
シュート数やボールの支配率では有利だった町田でしたが、結局最後まで得点を奪うことはできず、お互い悔しい消化不良の試合となってしまいました。
これで町田は今節勝利した2位、長野との勝ち点差を4と広げられ、3位の町田から8位のホンダロックまでが勝ち点差3の間に詰まることになりました。
一方武蔵野は今節勝利した高崎に勝ち点で並ばれてしまいました。