ラグビーワールドカップも大成功に終わり、ラグビー人気も盛り上がりを見せている。自分の好きなアメリカンフットボールもラグビーと同じ日本トップリーグ機構に所属し、アメフトも人気が出て欲しいとは思うが、ラグビーに大きく差を見せつけられている、

 

SNS上にアメフト選手が書いたこんな記事があった。

 

現状のXリーグ(社会人アメリカンフットボール協会)の運営体制だと、何処のチームが日本一になろうと国内アメフトのプレゼンスが向上する事はない。富士通が4連覇しても、大きな変化は起きない。ただ、狭い世界のイチバンを競い合うだけじゃ意味ない、ただの自己満足の世界。この競技の魅力をもっと知って貰うという点では、勝ち負けよりも圧倒的に大事な部分があり、そこに関する努力が足りてなさすぎる。

 

正直、日本のアメフトでチャンピオンになろうが、日本代表になろうが、各個人の人生に及ぼす小さな価値だけに留まるだけ。でも、一つだけ間違いなく言える事は、競技レベルは確実に向上していて、試合自体もめちゃくちゃ面白くなってきているし、コンテンツとしてのポテンシャルはかなりある。

 

ただ、その価値をアメフトやってる以外の人間に顕在化出来てないし、出来る人が居ない。どうやったらより効率的に多くの人に価値を届けられるのかを協会もチームも個人も本気で考えてる?以上を踏まえて、今本気でやるべき事はコンテンツマーケティングへの投資な訳だが、にも関わらず、現状Xリーグのアカウントを運営している人は皆ボランティア。本業をしながら休みの日を全部犠牲にし、自費で機材に投資しながら頑張ってる。

 

ただ、当たり前だけどクリエイターの皆は都合よく動かされてる事を認識してるので、適切な対価を払わないないから皆辞めていく。簡単に変わらない業界である事は百も承知だけど、2020年はそういう働きかけを積極的にしていく必要性はあると。 

 

 

なるほど、確信をついている。

 

 

さて、ラグビーの場合もワールドカップが始まる前までは、それ程人気のスポーツとも思えなかったが、Yahooの検索ランキングから「ラグビーワールドカップ」を含むキーワードの中では「チケット」が一番多く検索されており、次いで日程や会場、ボランティアなど日本開催だからこそ、検索されるキーワードが目立つ結果となった。が、これは地上波でのドラマや選手の露出などが影響してる。それだけラグビー協会や各チームが地味ながらも広報活動を戦略的にやった成果で、支援しているスポンサーなどの協力もあったからでしょう。そこで意外な副産物も発生したのが今回のラグビーワールドカップ。

 

● にわかファンの存在価値

Yahooのランキングとトレンドの結果では、間違いなく両競技ともにワールドカップの開催時期が近付くと関心も高まる傾向となっているため、開催時期前後のマーケティング施策は重要なものとなる。現在はそうではないが、今回のラグビーワールドカップ開幕直前まで開催地にもかかわらず、ラグビー関連の情報が少ないと感じていたことから、認知が拡大していないのでは?と思った。

 

ただ、これは杞憂に終わった。なぜなら“にわかファン”が増加したからだ。にわかというだけで決してネガティブな意味でとらえてほしくないが、かく言う自分も年に数回ほどテレビで大学ラグビーをテレビ観戦するだけで、にわかファンを自負している。

 

そして、にわかファンが増加している一番の要因は、言わずもがなラグビー日本代表の活躍そのものなのだ。仮に全敗していたら恐ろしい結果になっていたかもしれないが、ここまでの日本代表の活躍が「にわかファン」の増加に大いに貢献していると推測できる。個人的には、サッカーを例に出せば2002年の日韓ワールドカップが想起される。当時、日本代表が初のベスト16に進出し、国内ではサッカーにそれほど興味がない人でも強く関心を抱いていたし、実際その後は国内スポーツの中でも人気競技となり、プレゼンスは向上した。

 

● ラグビーに必要なものとは(余計なお世話)

今回の分析で判明したことは、ラグビーの人気は確実に高まっているということだ。ただ、ワールドカップ後は女性ファンの獲得や、にわかファンからファンになってもらうために競技ルールの浸透、試合開催に合わせたイベント、それ以外のイベントなどを全国的に展開していくことが必要。そして、なによりも日本代表の活躍を見た子ども達が“ラグビーをやりたい!”と思えるよう、競技人口の増加につなげることも重要だ。もちろん、日本ラグビーフットボール協会でも親子イベントを開催するなど競技人口の増加に向けたプロジェクトを進めている。今回の盛り上がりを一時的なものとせず、国内ラグビーのレベルアップやファン層の拡大など息の長い強化策を継続することで、今後も“強い日本代表”に期待したいところだ。

 

アメフトがラグビーの様に爆発的に人気が出るとは思えない。ラグビーがコンテンツマーケティングだけで ここまでの成功が出来たか?と言うのはかなりの疑問で、スポンサーなどの強力な支援の結果だろう。

アメフトも全てのチームでは無いが、いまだにアマチュア感覚とアメフトオタク感覚が抜けていないから、この戦略的部分が大きく欠けている。チーム員がプロでも無いからね。しかし、チケットで金を取ってる以上、各チームも協会に改革を依存するのでは無く、もう少し勝ち負け以前のマシなチーム運営(経営)をしてもらいたいモノだ。

 

でも、このラグビー人気は意外だったけどね。