ART OF WORDS~櫻井翔の『人間失格』
最後に櫻井翔が、この番組のテーマについて猪瀬直樹さんに伺いました。
翔:今回、このラジオ…で、言葉の力と言いますか、言葉の魅力について考えていってるんですが、猪瀬さんから見た、言葉の力というのは、どういったものでしょう。
猪:言葉の力ってね、それはね、あのー、この人しか喋れないっていう、文脈を持ってるかどうかだよね。
翔:うーん…
猪:単語をいっくらね、難しい単語を並べても、それは言葉の力にならないと思うんだよね。
翔:うん。
猪:文体とか文脈ですよね。こういう言い回し…とか、こういうひねりかたとか。ひねるって、ひとつの見え方が、そういう表現をとるってことだけどね。物の対する。言葉で物を見てるわけですから…。言葉で映像的なシーンを、言葉で語れるわけですから。言葉って全員ひとりひとり持てるわけですけど、大きな会社に居ようが、小さな会社に居ようが、男であろうと、女であろうと、とにかく言葉っていうのは個人だから、たったひとりの個人の言葉で世界をひっくり返すことができるっていう。
翔:つまりー、単語の羅列だけでは、言葉になり得ず…
猪:うん。
翔:その人から発された、文脈・文体、その言葉によって…
猪:うん。
翔:初めて力を持つことができるという…
猪:その通りだと思う。だから、それは…言葉は全てであると言っても、いいと思うんですね。
翔:うん。
猪:もっと言えば、言葉ってのは感性ですからね。感じ方ですから、ようするに、言葉で世界を変えることができるっていうのは。…僕なんかは、あの…前に道路公団民営化やった時に…
翔:はい。
猪:ひとりなんですよね。ひとり対組織全体ですから。ひとりでも勝てるんですよね。
翔:はあ…。その言葉の力があれば。
猪:ええ。だから、僕あの、個人がどんだけ大きい組織にも勝てるっていうね。言葉で。
翔:うん。
猪:それが一番大事だと思うのね。
J-WAVE SPECIAL
ART OF WORDS~櫻井翔の『人間失格』
そろそろお別れの時間が近づいて来ました。
J-WAVE SPECIAL ART OF WORDS~櫻井翔の『人間失格』
番組全体を通じて感じたことなのですが…。
いやあ、朗読面白かった…ですねぇ。
何か読者の時は『人間失格』に込められた、その力、言葉の力をこう客観的に眺めてるような感覚だったのが、朗読することによって、その主人公そのものになり、何かこう、自分のこう中に、その力が…凝縮されていくような、不思議な…時間…ま、僕にとっては初めての時間を経験させていただきました。
そんな中、「世間とは個人である」…この言葉は、僕、いま強烈に頭の中に残っています。
また、猪瀬さんとのお話の中では、「言葉が全てであると言ってもいいと思う」…これは、この言葉自体がすごい強い、言葉だと思いますけれども。
正直、僕はこの番組に臨むにあたって、「言葉の力というのは、そもそもあるのか?」それを探る…ところから入っていったんですが、この猪瀬さんの言葉に、すごく強いものを感じました。
正直、今この番組を終えて、僕はまだ「言葉が全てである」とまでは、今は言い切れません。
僕個人としては、その言葉は何かのきっかけになったり、何かあるひとつの力になり得る…とは思っていますが、そこまで…言い切れる、ところには、まだたどり着けてません。
なので、その「言葉が全てである」と言い切れるまで、言葉の力を探し続けたいと、思います。
以上、櫻井翔でした。
はい。
お疲れさまでした。
途中になってしまっていたので。
完結しないとね。やはり。
自分での記録として残しておきます。
読んでくださった方、ありがとうございました。
最後に櫻井翔が、この番組のテーマについて猪瀬直樹さんに伺いました。
翔:今回、このラジオ…で、言葉の力と言いますか、言葉の魅力について考えていってるんですが、猪瀬さんから見た、言葉の力というのは、どういったものでしょう。
猪:言葉の力ってね、それはね、あのー、この人しか喋れないっていう、文脈を持ってるかどうかだよね。
翔:うーん…
猪:単語をいっくらね、難しい単語を並べても、それは言葉の力にならないと思うんだよね。
翔:うん。
猪:文体とか文脈ですよね。こういう言い回し…とか、こういうひねりかたとか。ひねるって、ひとつの見え方が、そういう表現をとるってことだけどね。物の対する。言葉で物を見てるわけですから…。言葉で映像的なシーンを、言葉で語れるわけですから。言葉って全員ひとりひとり持てるわけですけど、大きな会社に居ようが、小さな会社に居ようが、男であろうと、女であろうと、とにかく言葉っていうのは個人だから、たったひとりの個人の言葉で世界をひっくり返すことができるっていう。
翔:つまりー、単語の羅列だけでは、言葉になり得ず…
猪:うん。
翔:その人から発された、文脈・文体、その言葉によって…
猪:うん。
翔:初めて力を持つことができるという…
猪:その通りだと思う。だから、それは…言葉は全てであると言っても、いいと思うんですね。
翔:うん。
猪:もっと言えば、言葉ってのは感性ですからね。感じ方ですから、ようするに、言葉で世界を変えることができるっていうのは。…僕なんかは、あの…前に道路公団民営化やった時に…
翔:はい。
猪:ひとりなんですよね。ひとり対組織全体ですから。ひとりでも勝てるんですよね。
翔:はあ…。その言葉の力があれば。
猪:ええ。だから、僕あの、個人がどんだけ大きい組織にも勝てるっていうね。言葉で。
翔:うん。
猪:それが一番大事だと思うのね。
J-WAVE SPECIAL
ART OF WORDS~櫻井翔の『人間失格』
そろそろお別れの時間が近づいて来ました。
J-WAVE SPECIAL ART OF WORDS~櫻井翔の『人間失格』
番組全体を通じて感じたことなのですが…。
いやあ、朗読面白かった…ですねぇ。
何か読者の時は『人間失格』に込められた、その力、言葉の力をこう客観的に眺めてるような感覚だったのが、朗読することによって、その主人公そのものになり、何かこう、自分のこう中に、その力が…凝縮されていくような、不思議な…時間…ま、僕にとっては初めての時間を経験させていただきました。
そんな中、「世間とは個人である」…この言葉は、僕、いま強烈に頭の中に残っています。
また、猪瀬さんとのお話の中では、「言葉が全てであると言ってもいいと思う」…これは、この言葉自体がすごい強い、言葉だと思いますけれども。
正直、僕はこの番組に臨むにあたって、「言葉の力というのは、そもそもあるのか?」それを探る…ところから入っていったんですが、この猪瀬さんの言葉に、すごく強いものを感じました。
正直、今この番組を終えて、僕はまだ「言葉が全てである」とまでは、今は言い切れません。
僕個人としては、その言葉は何かのきっかけになったり、何かあるひとつの力になり得る…とは思っていますが、そこまで…言い切れる、ところには、まだたどり着けてません。
なので、その「言葉が全てである」と言い切れるまで、言葉の力を探し続けたいと、思います。
以上、櫻井翔でした。
はい。
お疲れさまでした。
途中になってしまっていたので。
完結しないとね。やはり。
自分での記録として残しておきます。
読んでくださった方、ありがとうございました。