櫻井翔自身の活動を語ってくれていたので。
その部分を文字起こししてみました。
J-WAVE SPECIAL ART OF WORDS~櫻井翔の『人間失格』
今年は作家・太宰治生誕100年。
今日は彼の代表作『人間失格』を朗読して、そこから感じる言葉の力を探っていますが、ここで少し、僕自身の活動のお話をさせてください。
えー、僕櫻井翔は嵐のメンバーとして、いわゆるラップのパートでの作詞を主に担当しています。
えー、以前自分の歌詞でも書いたのですが、ラップの魅力とは音や言葉を紡いで描く…言葉の芸術、まさにART OF WORDSかと思っています。
えー、メッセージが直にドン!と伝わりやすいものなのではないかというふうに考えています。
えー、普段僕が詞…リリックを書くとき、なんですけれども。
こと、嵐の楽曲においてはですねぇ、元々、歌の部分が出来上がっているものに
えー、空いた隙間に、ラップ…ラップ詞をつけるという作業をしていますので。
え、その出来上がっている、歌の世界に合わせるパターンと、えー、また一方で、僕たち嵐からのメッセージとして
えー、歌の世界から、ドン!と離れて、ごく個人的なところに引き寄せて、敢えてそのラップを浮き彫りにする、ラップのメッセージを浮き彫りにするという、ふたつのパターンがあります。
えー、どんな言葉の選び方をするのかと言うとですね、僕はこの…ラップミュージックというものにおいては『綺麗な比喩・たとえ』の言葉を使いたいなあ…と思いながら、作っています。
たとえば。
以前、嵐の楽曲で、嵐のことを「貪欲な若葉」と『比喩・たとえ』したことがあったんですが
「貪欲な若葉」とは、つまり、その…応援してくださる方々の声を、えー、日の光とし、まだまだ、こう…青二才の僕たち嵐が、えー、応援してくださる声によって、どんどんどんどんデカくなれるんだと
つまり、それが嵐である…というように、遠回りに聞こえる表現で、なるべくこう、いろいろな捉え方をしてもらえるような、えー、表現方法を、選んで、います。
また、ラップミュージックの中で、すごく重要になっている『韻』ですが、このアプローチの仕方も、この3~4年で…だいぶ変わりましてですね。
以前はこう、単語単位で韻を踏んでいたのが、単語の中での韻を踏めるようになって、またそこで新しいリズムを作れるようになりました。
たとえば、嵐の『Dream A live』というアルバムの、えー、僕自身のソロの楽曲、その出だしなんですが、最初単語単位で韻を踏んでいきます。
俺ら山 風の登場
高嶺の方向 向けてまた攻防
結果残しつ 未だまだ 放蕩 息子奏でる あなた方 孝行
といって、単語単位で韻を踏んでいくのですが、その中に、え、単語の中での、韻を組み合わせて、新しいリズムも最後に作っています。
結果残しつ い・まだ・まだ 放蕩
息子奏でる あ・なた・がた 孝行
というように、「あ・なた・がた」という単語の中、ひとつの言葉の中で、韻を踏むことによって、えー、新しいリズムを作ることができるようになってきました。
さて。
今この番組で、太宰治の『人間失格』と向き合っていますが、すごく面白いなと思ったのが、こう、独特のリズム感があるように思いました。
それは少し心地よいときもあれば、何かちょっと気持ち悪いときもあるのですが、読み終わってみると、その独特なリズム感にこう、包み込まれているような…
えー、不思議な感覚を得ましたね。
言ってみるならば、こう、綺麗な不協和音と言いますか…。んー。
すごく、こう、まとまっているものではないんだけども、それがすごく心地よいというような感覚を得てしまいました。
はい。
ほんの一部ですが。
翔ちゃん自身の言葉で語ってくれているかと思います。
遅くなりましたが。
アップしておきます。
伝わるかな…。
その部分を文字起こししてみました。
J-WAVE SPECIAL ART OF WORDS~櫻井翔の『人間失格』
今年は作家・太宰治生誕100年。
今日は彼の代表作『人間失格』を朗読して、そこから感じる言葉の力を探っていますが、ここで少し、僕自身の活動のお話をさせてください。
えー、僕櫻井翔は嵐のメンバーとして、いわゆるラップのパートでの作詞を主に担当しています。
えー、以前自分の歌詞でも書いたのですが、ラップの魅力とは音や言葉を紡いで描く…言葉の芸術、まさにART OF WORDSかと思っています。
えー、メッセージが直にドン!と伝わりやすいものなのではないかというふうに考えています。
えー、普段僕が詞…リリックを書くとき、なんですけれども。
こと、嵐の楽曲においてはですねぇ、元々、歌の部分が出来上がっているものに
えー、空いた隙間に、ラップ…ラップ詞をつけるという作業をしていますので。
え、その出来上がっている、歌の世界に合わせるパターンと、えー、また一方で、僕たち嵐からのメッセージとして
えー、歌の世界から、ドン!と離れて、ごく個人的なところに引き寄せて、敢えてそのラップを浮き彫りにする、ラップのメッセージを浮き彫りにするという、ふたつのパターンがあります。
えー、どんな言葉の選び方をするのかと言うとですね、僕はこの…ラップミュージックというものにおいては『綺麗な比喩・たとえ』の言葉を使いたいなあ…と思いながら、作っています。
たとえば。
以前、嵐の楽曲で、嵐のことを「貪欲な若葉」と『比喩・たとえ』したことがあったんですが
「貪欲な若葉」とは、つまり、その…応援してくださる方々の声を、えー、日の光とし、まだまだ、こう…青二才の僕たち嵐が、えー、応援してくださる声によって、どんどんどんどんデカくなれるんだと
つまり、それが嵐である…というように、遠回りに聞こえる表現で、なるべくこう、いろいろな捉え方をしてもらえるような、えー、表現方法を、選んで、います。
また、ラップミュージックの中で、すごく重要になっている『韻』ですが、このアプローチの仕方も、この3~4年で…だいぶ変わりましてですね。
以前はこう、単語単位で韻を踏んでいたのが、単語の中での韻を踏めるようになって、またそこで新しいリズムを作れるようになりました。
たとえば、嵐の『Dream A live』というアルバムの、えー、僕自身のソロの楽曲、その出だしなんですが、最初単語単位で韻を踏んでいきます。
俺ら山 風の登場
高嶺の方向 向けてまた攻防
結果残しつ 未だまだ 放蕩 息子奏でる あなた方 孝行
といって、単語単位で韻を踏んでいくのですが、その中に、え、単語の中での、韻を組み合わせて、新しいリズムも最後に作っています。
結果残しつ い・まだ・まだ 放蕩
息子奏でる あ・なた・がた 孝行
というように、「あ・なた・がた」という単語の中、ひとつの言葉の中で、韻を踏むことによって、えー、新しいリズムを作ることができるようになってきました。
さて。
今この番組で、太宰治の『人間失格』と向き合っていますが、すごく面白いなと思ったのが、こう、独特のリズム感があるように思いました。
それは少し心地よいときもあれば、何かちょっと気持ち悪いときもあるのですが、読み終わってみると、その独特なリズム感にこう、包み込まれているような…
えー、不思議な感覚を得ましたね。
言ってみるならば、こう、綺麗な不協和音と言いますか…。んー。
すごく、こう、まとまっているものではないんだけども、それがすごく心地よいというような感覚を得てしまいました。
はい。
ほんの一部ですが。
翔ちゃん自身の言葉で語ってくれているかと思います。
遅くなりましたが。
アップしておきます。
伝わるかな…。