長らく議論されていたナノティラヌス問題も一応の決着がみられ
ピグミーティラノサウロイド種は存在しない事となりました。

ティラノサウルスの幼体標本として古くから知られているのが
ジェーンと呼ばれる標本です。
ジェーンは2001年にモンタナ州(ヘル・クリーク塁層)で発見された化石標本で
骨組織研究により、11~12歳くらいの個体だと考えられています。
標本番号BMRP2002.4.1 骨格保存率不明 体積保存率53%
オリジナル標本は、アメリカ合衆国に在る、バーピー自然史博物館(イリノイ州)が所蔵しています。



体長は6.5m、体重は約1t弱程で、非常に後脚が長く、幼体期のティラノサウルスは、トップスピードで時速45キロ以上の駿足なハンターだったと考えられています。
体格は華奢で、歯も薄く、咬合力も弱かったそうです。

キャストレプリカが幾つか複製され、カーネギー自然史博物館、クリーブランド自然史博物館、パームビーチ自然史博物館に常設展示されています。
日本の博物館での常設展示はありませんが、恐竜展でも度々展示されていますので、見た事がある方も多いでしょう。