ティラノサウルスの骨格標本にも色々とありまして
骨1本の標本から全身骨格標本まで
少なくとも約100を超える標本が、博物館などで正式に登録されています。



画像の標本は、1990年にサウスダコタ州(ヘル・クリーク累層)で発見された
ティラノサウルスの全身骨格標本
標本番号FMNH PR2081 通称スーと呼ばれる標本です。


骨格保存率73% 体積保存率で約90%以上
世界で最も完全なティラノサウルスの化石標本です。
画像の緑色の部分が実際に発掘された部分です。
頭骨もほぼ完全で、実物標本が別に展示されています。
(落下による破損のリスクが有るので、通常実物化石で組まれたマウントは、頭骨の有り無しに関係無く、レプリカ頭骨が組まれるのが常識です。)


大型恐竜の化石が全身骨格として残っていて、発掘されるのは稀な事です。
スーはとても貴重な標本であり、現在最高峰のティラノサウルス標本といえるでしょう。

キャストレプリカ標本が、福岡県の北九州いのちのたび博物館に常設展示されています。
レプリカとはいえ、スーのレプリカというのは数が少ないので貴重です。
基本的にアメリカ以外では、企画展ですらお目にかかれません。
いのちのたび博物館のスーのキャストレプリカは、アメリカ以外では唯一の常設展示されているレプリカ標本なのです。