運転士に必要な適性は何か分かりますか?


良く視力が良くないとダメとかありますが、1番は非常事態に冷静になれるかです。普段何もない運行に関しては、日々の反復訓練で徐々に上達して行くので問題なく業務を遂行できますが、非常時はどうでしょうか?


このご時世、車内での障害事件や踏切に車が立ち往生する事や、沿線での火災などで運行に支障をきたす事例が多々発生しております。

この時に運転士が冷静な判断が取れないとどうになりますか?

乗ってるいる乗客も不安になるし、最悪の場合はパニックになり2次災害へと発展する可能性があります。


日々訓練で非常の場合の的確な処置を行えるようにしておかなければなりません。

よく日々の通常の仕事は作業であり、本当の運転士の仕事はこのような非常事態に陥った時に的確な判断や処置が出来る人が仕事が出来る人になります。


航空会社のCAさんが厳しい訓練があってこそ非常事態に備える事が出来ると言うのがありますが、私達鉄道従事者もこのように訓練は必要不可欠なのです。


最近では、大手会社でもワンマン運転(車掌が乗務せずドア扱いや案内も運転士がする)が多く実施されてきております。

ワンマン運転は効率が良く人件費を大幅に削減出来るメリットがありますが、このように非常事態が発生した場合は全て運転士1人で対応する事が求められます。

大手会社ではワンマン運転に対応出来るように、様々なバックアップが充実しておりますが(ホームドア設置など)地方の鉄道ではその設備投資をするのが厳しく運転士1人での負担がとても大きいのが現状です。

今はしっかり運転士が乗務してマンパワーで電車を運行してますが、近い将来電車にはお客様以外乗ってなくて無人運転の時代もそう遠くなく訪れるかもしれません。


そんな中でも、私達鉄道員はお客様の安全を第一に安全安定輸送に努めていきます。