人材を選りすぐって百人を採用する。 素直で真面目な人たちである。
その百人を1つの職場に収容した。
しばらくするとありえないはずの事態が現実におこる。
百人のうちの十人がヤル気をなくし、拗ねてトゲトゲしくなって仕事しなくなった。
頽廃(※たいはい)の気分は流行病の如きかと考え、やむをえず、その十人を外へ出して別に移した。
さあ、残り九十人は精鋭であるから、職場の活気は増すだろうと期待していたら、
しばらくすると、またその九十人のなかの九人か十人が、やはりヤル気をなくしてだらりとサボるようになった。
これは人間社会の法則みたいなもんでっさかいに、打つ手おまへんなと、苦労人の爺は厳粛な表情で話をしめくくった。
松下電器(パナソニック) 創業者 松下幸之助
頽廃- 道徳的な気風がすたれて健全な精神を失うこと。
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