今回は質問への回答をします！
質問内容は
どんな治療をしても
緩和すらしない病気や
難治性精神疾患で自死した場合は
どうでしょうか？
(寿命まで耐えろと
言っても耐えられない、
安楽死してもらった方が
良い位のケース。）
ということでした。
スバリ回答は、
病気を持っていようとなかろうと
自死をすると、
大抵は苦しい状態のまま
存在することになる。
です。
それは、なぜなのかを
一つずつ説明します。
まず自死と
安楽死の違いからですが、
私の感覚では、
自死と安楽死というのは、
同じ死でも
全く内容が違います。
自死は、
感情的にも、
状況的にも
とても孤独な状態で
行われることが
ほとんどで、
自分への尊重が
なくなっている状態
だと思います。
これは完全な
自己否定のもとに
成り立っています。
例えば、こうなった自分が
悪いんだ。
自分なんて死んだらいいんだ。
という状態です。
対して安楽死は
自分を尊重しているから。
という行動原理です。
環境的にも
看取られる形ですし、
意思決定の仕方から
しても違うと
思います。
これは、
自己肯定のもとに
成り立っていると
思います。
病気になってしまったものは
もう仕方がないけれど、
自分の苦しみを
きちんと取り除いて、
最後まで自分のために
出来ることの一つとして
選択する。
という、
前述の通り
自分に対する
尊重のもとに
行われるもの。
この意識の違いが、
死後の状態に
影響が出ると思われます。
おそらく、
安楽死を選択する。
した方は、
自死された場合と違い、
成仏している方が
大半なのでは
ないかと思います。
あの世の仕組みといいますか、
霊達を見て分かるのは、
どんな人生でも、
生きている間に
自分の人生に納得
出来ていれば
自分の感情が整理
されているので
成仏しているし、
逆にどれほど恵まれていても
自分の人生に納得
出来ていなければ
成仏出来ていない状態で
彷徨っています。
そして、
あの世でもそんなことを
しなくて済むように、
この世で、
成仏して
過ごせたら、
本当はそれが
良いのです。
私がこれまで何度も
感情の整理が必要だ、
と言っているのは、
感情の整理とは
もっと詳しく書くと
自分の感情を
一つずつ確認して
自分を受け入れていく作業
なのです。
これは
何を指すかというと
自己受容していく
ということです。
それが済んでいないと
亡くなった時に
死んでもまだ
自分を否定して
そして、
自分を否定しているから
他者を否定して、
となって、
死後の苦しみが
延々と続いてしまうのです。
基本的に自死をする
ということ事態が
究極の自己否定の
結果なので、
自己否定している
ままならば、
未成仏霊となって
地縛霊になったり、
彷徨ったりします。
自分を
受け入れること、
許すことが
出来るまで
それは、続きます。
逆にいえば
自己受容が
済んでいれば、
どういう形の
失くなり方であっても
成仏している
可能性は
あります。
以上が質問への回答です。
お待たせしましたが、
少しでも参考になれば幸いです。